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日本の上野が世界一の栄冠に!【第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権・決勝三番勝負】
11月29日から12月1日に「第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権」の決勝三番勝負が中国で行われ、日本の上野愛咲美五段が中国の唐嘉雯六段に勝利し、世界一の栄冠を掴んだ。
【11月29日~12月1日:決勝三番勝負】※左側が勝者
11月29日(第1局):上野愛咲美(日)―唐嘉雯(中)
11月30日(第2局):唐嘉雯(中)―上野愛咲美(日)
12月01日(第3局):上野愛咲美(日)―唐嘉雯(中)
第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権の概要
日程:11月24~27日、11月29日~12月1日
賞金:50万元(約1060万円)
持ち時間:各2時間+1分の秒読み5回、中国ルール(コミ7目半)
強力な攻め筋
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【実戦譜1:ハンマー炸裂(第1局:△上野愛咲美―唐嘉雯)】
黒1、3と中央の白へ切り込んだの好手。白4と黒5を交換することで、AやBと下辺の白を弱体化させることにも成功し、黒好調な流れ。
呼吸が乱れる
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【実戦譜2:攻めが繋がらない(第2局:△唐嘉雯―上野愛咲美)】
白1と右辺の打ち込みに回るも、黒2以下でAの断点をカバーされながら、右辺の脱出を図られて白イマイチな結果に。
力強いシノギ
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【実戦譜3:コウ争いの嗅覚(第3局:△上野愛咲美―唐嘉雯)】
黒1のアテが好判断。大きな理由は、白から強力なコウ材がないため、左上の黒へ厳しく迫れないからだ。実際、左上の白を小さく活かすまで徹底的に追及することに成功し、世界一の栄冠を掴んだ。