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日本の一力、8強戦へ進出【第10回応氏杯世界選手権・本戦1回戦】

 7月3日に「第10回応氏杯世界選手権」の本戦1回戦が中国で行われ、日本の一力遼九段が中国の劉宇航七段に勝利し、準々決勝へ進出した。次戦では中国の許嘉陽九段と対戦する。

【7月3日:1回戦の結果】※左側が勝者
一力遼(日)―劉宇航(中)
王星昊(中)―申真諝(韓)
謝科(中)―金眞輝(韓)
柯潔(中)―申旻埈(韓)
許嘉陽(中)―朴廷桓(韓)
李欽誠(中)―廖元赫(中)
元晟溱(韓)―李軒豪(中)
許皓鋐(台)―彭立尭(中)

【7月4日:準々決勝の組み合わせ】
一力遼(日)―許嘉陽(中)
柯潔(中)―王星昊(中)
謝科(中)―元晟溱(韓)
李欽誠(中)―許皓鋐(台)

Golaxyの勝率と目数のグラフ(△一力九段―劉七段)

 黒番の一力九段が中盤でリードを奪い、そのまま押し切る結果となった。6月の衢州爛柯杯で日本の井山裕太九段が世界4強入りを果たしているので、一力九段にはそれ以上の結果が期待されるところ。


一瞬で突き放す

【実戦譜:戦いの主導権握る(△一力遼九段―劉宇航七段)】
 黒1と包囲網を突破したのが好手。白2と抵抗されても、黒3以下と外側を厚くしながら、AとBを見て黒有利な戦いとなった。

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