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【2024年版】オススメの囲碁AIと導入方法、価格の比較
誰でも手軽に囲碁AIが使える時代、何がオススメで何をすれば良いのか、代表的なものを中心にまとめたので参考にしてみてください!
Golaxy
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Golaxy(星陣囲棋)はPCやスマホで手軽に使える囲碁AI。基本的に有料サービスだが、ネット環境さえあれば機種の性能に依存せず、臨んだ探索スピードで使えるのが魅力的。世界の棋士でも活用している方が多く存在する。(Androidはこちら、iOSはこちら、PCはこちら)
![](https://assets.st-note.com/img/1714513513823-bMtL3DegM7.png?width=1200)
料金表は上記の通り。探索速度が5Xなら5倍速、10Xなら10倍速となる。自分は10X1000分の年間プラン(1000分/月、約40600円/年)で通勤中や外出先で活用。オススメは10X500分(約21200円/年)、このプランで満足する方がほとんどのはず。
課金が完了すれば、特別な設定をせずに最高レベルの囲碁AIを活用できるのが魅力的。無料でも、中継されている対局の勝率や目数が見れるので、Golaxyの利便性を見た上で課金を検討してみてください。
KataGo
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KataGoはオープンソースとして公開されている囲碁AI。64bit対応のPCがあれば、LizzieYZYを通して誰でも活用できます。ダウンロードと簡単な使い方は以下を参照ください。
■入手方法
(1)こちらに入り、下図の該当箇所をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1714451324090-qhkxCKTgfS.jpg?width=1200)
(2)Googleドライブにある「2023-06-15-windows64+katago.zip」をダウンロード。(下記参照)
![](https://assets.st-note.com/img/1714512807201-kg98LGTVQj.jpg?width=1200)
(3)ダウンロードしたファイルを好きな場所に移動して完了。
![](https://assets.st-note.com/img/1714512879869-ROagmsVOT4.jpg?width=1200)
■初期設定
(1)ファイルの中で「lizzie-yzy2.5.3-shaded.jar」をクリック。
(2)初めて起動させる場合、初期設定を求められます。下記の画像を参照ください。(常に黒番の勝率+コミを考慮した目数表示になります)
![](https://assets.st-note.com/img/1714513097880-bEAdBfWzjs.jpg?width=1200)
(3)エンジンを選択する場合「(OpenCL-官方)Kata1-18B」をクリックし、ロードをクリック。(高性能PCの場合は2番目を選択)
![](https://assets.st-note.com/img/1714513114148-5lfHIMCQY7.jpg?width=1200)
(4)初期起動の場合、少し時間がかかるので放置します。(5~10分ほどで)完了すると「KataGoの初回実行が検出されました」とアナウンスが来ます。※起動が確認でき次第、「Gtpコンソール」は閉じて問題ありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1714513127706-Fm5wtcApzX.jpg?width=1200)
■日本ルールへ変更
(1)右上の「ルール」をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1714513148754-qMnZkQ8oQV.jpg)
(2)「日本ルール」をクリックした後、適応して完了です。
![](https://assets.st-note.com/img/1714513166755-BrSYMIskXd.jpg)
囲碁の師匠
![](https://assets.st-note.com/img/1714514068878-111SD6fooi.png)
iOSのアプリで、2000円の課金で使えるツール。特別な設定をすることなく使えて、安い料金で活用できるためコスパは最高クラス。(詳細はこちら)
高性能PCとクラウドの価格比較
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高性能PCで囲碁AIを動かす場合、20万円以上の予算が必要です。設定さえ済めば、ネット環境に依存せず使えるのが魅力的。下記が押さえておきたいPCスペックです。(こちらがオススメの購入サイト)
推奨のPCスペック
CPU:Corei7以上
GPU:RTX2000番台以上
メモリ:16GB以上
予算:20万円~
※工夫すれば、低い性能かつ料金を押さえられますが、ストレスなく使いたい方や失敗したくない場合に求められる数値です。
■5年使用時の想定
![](https://assets.st-note.com/img/1714515041155-YUNuqsGrSQ.png?width=1200)
比較の対象は、Golaxy(年間プラン10X500分)と高性能PCを5年使用した場合で見ていきます。
【5年使用時の料金換算の結果】
高性能PC:245800円
Golaxy:21200円×5年間=106000円
差額:139800円
囲碁AIだけを活用するなら、約14万円の差が出るため、Golaxyを活用する方が良いです。ただ、ネット環境が必須かつ、使用時間が限られる(途中でチャージ可能)短所があります。それぞれの長所短所を見極めた上で選択してみてください。