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日本の上野が準決勝進出!【第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権・3回戦】

 11月26日に「第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権」の3回戦が中国で行われ、日本の上野愛咲美五段が中国の李赫六段に勝利し、世界4強入りを果たした。明日の準決勝では、行われる。

【11月26日:3回戦の結果】※左側が勝者
上野愛咲美(日)―李赫(中)
於之瑩(中)―藤沢里菜(日)
唐嘉雯(中)―呉侑珍(韓)
金恩持(韓)―羅楚玥(中)

【11月27日:準決勝の組み合わせ】
上野愛咲美(日)―於之瑩(中)
唐嘉雯(中)―金恩持(韓)

Golaxyの勝率と目数のグラフ(△上野―李赫)

 黒番の上野五段は中盤で僅かな失速をするも、後半戦で巻き返すことに成功し、黒1目半勝ちを収めた。日本勢が2年連続で世界戦決勝進出となるか、注目の一戦となる。

第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権の概要
日程:11月24~27日、11月29日~12月1日
賞金:50万元(約1060万円)
持ち時間:各2時間+1分の秒読み5回、中国ルール(コミ7目半)


巧みなシノギ術

【実戦譜:極細の形勢へ(△上野愛咲美―李赫)】
 黒1と白2を交換した後、黒3以下でAとBを見て、左辺全体の安全を図れたのが好手順。細かい形勢から上野五段は僅かなリードを奪い、薄氷の勝利を収めた。

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