崔精が勝利し、決着は最終局へ【第8回女子棋聖戦決勝三番勝負②】
12月9日に「第8回女子棋聖戦決勝三番勝負」の第2局が韓国で行われ、仲邑菫三段が崔精九段に敗れ、1勝1敗となった。決着は明日の第3局に持ち越しとなった。
黒番は仲邑三段。後半で優勢を築くも、ヨセ勝負で逆転を許して惜敗。前局と本局共に、最終盤まで勝負の行方が分からない大接戦となっている。本日の最終局では、どのような碁を見せるのか、注目だ。
極細の形勢へ
【実戦譜:形勢不明の瞬間】
黒1と中央を囲った瞬間、白2以下と黒地を削ったのが機敏。すでに形勢不明の戦況となっている。黒1では4に向かえば、僅かに黒優勢だったようだ。