日本の井山九段、世界4強へ進出!【第2回衢州爛柯杯ワールド囲碁オープン】
6月27日に「第2回衢州爛柯杯ワールド囲碁オープン」の準々決勝が中国で行われ、日本の井山裕太九段が韓国の卞相壹九段に勝利し、ベスト4へ進出した。6月29日の準決勝では、中国の辜梓豪九段と対決する。
【6月27日:準々決勝の結果】※左側が勝者
井山裕太(日)―卞相壹(韓)
辜梓豪(中)―朴廷桓(韓)
申真諝(韓)―楊鼎新(中)
丁浩(中)―姜東潤(韓)
【6月29日:準決勝の組み合わせ】
井山裕太(日)―辜梓豪(中)
申真諝(韓)―丁浩(中)
日本の井山九段は、2018年2月に世界戦のLG杯朝鮮日報棋王戦で決勝進出の成績を残している。それから約6年が経った今、再び世界制覇への道に舞い戻ってきた。世界的にはベテランの域である井山九段が、国内外で第一線を走り続けているのは尋常ではない実績。日本に明るいニュースをもたらすか、明後日の活躍に大きく期待が脹らむ。
勝負手の粉砕
【実戦譜:的確な収束見せる(△井山裕太―卞相壹)】
白1の勝負手に、黒2以下でAから左辺の白を取りにいく手段と、Bから左下の攻め合いで勝ちにいく狙いを見て、黒有利な戦いへ導いた。その後も際どい戦いが続くも、すべての追及を完封し、世界4強へ進出した。
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