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日本の上野が決勝へ進出【第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権・準決勝】
11月27日に「第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権」の準決勝が中国で行われ、日本の上野愛咲美五段が中国の於之瑩八段に勝利し、決勝三番勝負へ進出した。なお、決勝戦は11月29日~12月1日に行われる。
【11月27日:準決勝の結果】※左側が勝者
上野愛咲美(日)―於之瑩(中)
唐嘉雯(中)―金恩持(韓)
【11月29日~12月1日:決勝三番勝負の組み合わせ】
上野愛咲美(日)―唐嘉雯(中)
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黒番の上野五段が中盤で失速するも、後半で勝負強さを発揮し形勢逆転。僅かなリードを守り切り、薄氷の勝利を掴んだ。本棋戦で日本勢が2年連続で世界戦決勝進出。今度こそ優勝を持ち帰れるか、目が離せない。
第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権の概要
日程:11月24~27日、11月29日~12月1日
賞金:50万元(約1060万円)
持ち時間:各2時間+1分の秒読み5回、中国ルール(コミ7目半)
形勢が急接近
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【実戦譜:差が縮まった瞬間(△上野愛咲美―唐嘉雯)】
白1、3と上辺を守る進行を選ばれた瞬間、黒4の好点へ先着できたため、形勢が急接近した。その後も難解なヨセ勝負が続くも、僅かなリードを守り切り、上野五段が決勝進出を決めた。