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やる気の連鎖

昨日は朝からみんな
眠気とだるさから不機嫌。

母である私も、
小学2年の三男を起こして
朝食を食べさせ
前日にやらなかった宿題を
キーキー言いながら一緒にやり、
その間にも長男のお弁当を作りと
洗濯物干しをこなし、、、

三男を学校へ送り出したものの
不登校気味の次男とは、
今日は学校へ行くのか行かないのと
小さなバトルをして、、、

とにかく
いつものように慌ただしい時間を過ごし、
ほっと一息
コーヒーを飲んでいたら

ゆっくり目で登校する長男が
「生まれてきてやったんだからさ〜ありがたく思ってよ」と。
どういう会話からそのセリフになったかは思い出せないけれど、
唐突にそう言われて、ふと…

長男の生まれた時のことを思い出しました。
長男は生まれてすぐに呼吸に異常があり、
すぐ小児科のドクターが呼ばれ運ばれて行ってしまい、
とてもびっくりしました。
羊水の中の胎便(無菌物質)が肺に入ってしまう
胎便吸引症候群が原因で、
肺に穴が空く気胸になってしまい、
片肺が機能しない状態だったのです。

幸い、5日間ほど保育器に入り
治療を受けた結果すぐに治り
母子ともに一緒のタイミングで
産院を退院することができましたが、
当時は本当に肝を冷やしました。

そしてなにより、
保育器に入る息子を
窓の外から眺めることしかできず、
とても切ない気持ちで過ごしたことは忘れられません。

そんなことを思い出して
私が長男に返した言葉が、

「ま〜、お母さんも頑張って産んであげたんだけどね〜
確かに、お母さんはあなたが生きてくれてるだけで
超・超・超ラッキーだし、幸せだよ」です。

それと、長男は中学は不登校だったので、
週3日とはいえ、
今は1日も休まず学校へ行ってる様子を見て

「今すごく頑張ってるね!
学校行ってるだけで100点だよ」

と心からの言葉をかけました。

そうしたら、
学校へ行く前だというのに
急に朝食のお皿を洗ってくれて、
リビングに掃除機までかけてくれました。

こりゃ〜、アドラー心理学の通り。

人は褒められるのも嬉しいけれど、
本当に大事なことは
認めてあげることだと。

お母さんである私のことは、
普段は誰も
褒めても認めてもくれないけれど、
そこは大人なので
自分で自分を認めてあげようと思います。

それにね、
嬉しそうに自分から皿洗いや掃除をしてくれた長男に影響されて
私も今日一日の仕事を頑張ろう!
と思えました。

やる気が連鎖したようです。

その点、長男に
ありがとう
ってお礼を言わなきゃね。

ありがとうを伝えると、
言われた人の勇気づけになるだけじゃなく、
言った方にも嬉しい気持ちが連鎖しますしね。

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