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初めてのバリウム検査で死にかけたワンオペ母さんの話

こんにちは。男の子3人を育てている非力なワンオペ母さんです。
長らく健康診断を受けておらず、久しぶりに受けた健康診断で初めてバリウム検査に臨みましたが、呼吸困難になり検査を受けられませんでした。
(結論:これから検査する方には断然、胃カメラの方をオススメします!)

途中棄権となったバリウム検査


先日、久しぶりに健康診断を受けに行きました。
健康診断の検査って障害物競争のように感じませんか?私だけ?
検査項目を次々こなすことに楽しみを見出していた母さんでしたが、人生初のバリウム検査では途中棄権することになりました。(TдT)

バリウム検査の手順

検査技師の方が優しく教えてくれた手順は…

  1. 発泡剤(粉末の炭酸)を舌の奥に入れる

  2. 少量のバリウムを1~2口飲んで発泡剤を飲み込む

1.は、できたんです!
次に2.をやろうとして技師さんからバリウムを受け取り、頭を下に向けた途端に発泡剤が喉と口の中で膨らみ、バリウムを飲み込もうにも口が開けられない!しかも発泡剤を飲み込むこともできない!!
さらに悪いことに、気道が勝手に拒絶反応を起こして急激に塞がれる感覚があり、息を吸おうとするとヒュ〜!っと変な音が出てしまう!!
というか、息ができない〜!
慌てて技師の方が吐き出す入れ物を用意してくれて、必死にオエオエしました。

「えっ?これ、みなさん普通にやってるんですよね?」

1.は、うまくできるんです。でも、舌の奥に入れる時は自然と顔を上に上げ、次にバリウムを飲もうとすると今度は顔が下に向きますよね?その時点で発泡剤はおのずと口の中に広がり発泡し始めてしまうんですよ。

改めて技師さんに「もしかして、発泡剤は後から飲むバリウムなしで、先に飲める分は飲んだ方がいいのですか?」とお聞きすると「飲めるなら飲んでしまって構いません」とのこと。それを聞いて、(あ〜そうか、私は早とちりしてたんだ!「舌の奥に入れる=舌の奥に留めておく」だと思ったけど、本当は舌の奥に入れて飲み込むという意味だったのね?それなのに私は舌の奥に止め置いたから発泡し始めてしまって飲めなくなったんだ!)と思いました。

「じゃ、次はそれでやってみます!(・ω・)bグッ!」

気を取り直して2度目のチャレンジ!
今度は、発泡剤を舌の奥に流し込み、そのまま飲み込もうとしてみました。が!またしてもダメでした。
発泡剤を舌の奥に入れると同時にゴックンと飲み込もうとするも口と喉のあたりで発泡剤が膨らみ、今度もまた勝手に気道が狭くなり圧迫され息が吸えない。このまま続けてバリウムを飲むなんて芸当はとてもできませんでした。そして今度もヒョ〜!っという音と共に必死に息継ぎをして、また吐き出すことになりました。完全に呼吸困難です。

涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながら、「(失敗して)すみません」と平謝りしつつ頭の中は大混乱。なんで?なんでできないの?
というか、これできる人いるの???と。

見かねたもう1人の技師さんも出てきて相談した結果、検査はキャンセルすることにしました。でも、結果的にバリウムを飲まなくて良かった!と帰宅後に調べて分かりました。バリウム検査で深刻な事故や死亡例も出ているのです。


寝てる間に終わった胃カメラ検査

実は以前、私は胃カメラ検査も受けたことがありました。私の場合、胃カメラ検査はとても楽に、というか寝てる間に終わっていました
ですので断然、これからバリウム検査を検討している方には胃カメラ検査に変更することをオススメします!いやむしろ、バリウム検査はやめて!と言いたい。

胃カメラ検査の手順

数年前に受けた時の記憶なので正確さに欠けるかもしれませんが、おおよそこんな感じでした。

  1. 腕に点滴用の針を刺す

  2. 紙コップに3分の1程の量の麻酔薬を飲む
    →すぐにノドの感覚が麻痺するような多少の違和感が出ました

  3. 診察台に横になって口にマウスピースをくわえる

  4. 1.で準備していた点滴から鎮静剤を投与されつつドクターを待つ

  5. 数秒で爆睡…チーン

  6. 気がつくとドクターが居て、「小さなポリープあったんでついでにとっておきました〜」との報告を受け、スッキリ目が覚めました!

看護師さんに後でお聞きしたら「寝ちゃう方も結構いらっしゃいますよ〜」とのことでした。

私、全身麻酔をしたことがあるんですが、その時は麻酔が効かず追加投与されました。それなのに鎮静剤で瞬殺とは…。普段のワンオペ疲れからか、横にされて少し暗くなんかされたもんならすぐ寝てしまう自信ありますが、さすがにノドに管入れられて起きないなんて信じられませんでしたが、事実です!なので、断然、体への負担やリスク等を考えたらバリウム検査ではなく胃カメラ検査を受けることをオススメします!

もう1つ、胃カメラ検査の方をオススメする根拠となる記事がありましたので、貼り付けておきますね!

読むのめんどくさっ!という方のために母さん流に要約すると
バリウム検査は
・内視鏡(胃カメラ)検査より病気の発見率が格段に低い
・異常が発見されたら、どうせ内視鏡(胃カメラ)検査をする
・厚労省が検査方法の選択肢として残しているだけ
・80年も前の古い検査方法

ということだそうです。

ワンオペは大変だけど、健康な体があってこそ!


ワンオペの方もそうでない方も、毎日忙しいとは思いますが少しだけ自分のための時間を作り、自分自身を大切にしてあげて欲しいと願って止みません。
かくいう私も、育児や家事に追われ自分の食事やトイレ、睡眠まで後回しにしていた時代がありました。でも、まだ幼い子供たちのために健康で長生きするため、できることは少しずつやらなきゃ、と思うようになりました。
どうか1人でも多くの方が健康診断を定期的に受けて、かけがえのない日常をつつがなく送れますように!

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