秋に想う
ずいずい ずっころばし ごまみそずい
小屋で干したごまを 棒で叩きながら歌う頃は
青空に
白いすすきの穂の 波の花が咲いていました
その上を赤トンボが 波のりをしていました
亡き母も私も つぎのあたった作業着を着て
汗にまみれていましたが 心は
今より青く清らかに澄みきっていました
ずいずい ずっころばし ごまみそずい
小屋で干したごまを 棒で叩きながら歌う頃は
青空に
白いすすきの穂の 波の花が咲いていました
その上を赤トンボが 波のりをしていました
亡き母も私も つぎのあたった作業着を着て
汗にまみれていましたが 心は
今より青く清らかに澄みきっていました