着物の伝統と未来を語る-きもの語り-vol.2 (前編)「甲子園から江戸小紋へ 江紋屋 代表 三田村浩幸氏」
日本全国には、その土地の風土から生まれた工芸品、文化が数多にあります。そんな工芸品・文化を継承し、新たな挑戦を続ける方と弊社博多織元5代目社主 岡野博一の対談をお届けします。
この大好評(自称)シリーズ!の第2弾は、江戸小紋メーカー「江紋屋」代表の三田村浩幸氏にお話しを伺いました。
江戸小紋とは
遠目には無地に見えるほどのごく小さな柄を、型染めで染め上げた小紋。
江戸時代に武士が着用していた裃(かみしも)がルーツ。江戸小紋の柄の中には各藩が定めた「定め小紋」があり、中でも