東京の話 5
夜間バスあるある。
早朝に着き時間をいかに有意義に潰すか?
永遠のテーマですな。
とりあえずワタシ達はせっかくお江戸に来たならば浅草へ移動。
正月といえども早朝の浅草は見事に何もない。
今のワタシなら早朝からあらゆる角度でエンジョイしちゃうけど、当時はネットもなく旅先で頼れるのはガイド本のみ。
女中頭は小島聡選手激推しやったので、とりあえずアニマル浜口ジムに向かい、写るんですで交代して記念撮影。
開園前の花やしきを通過し、浅草寺にお参りしてからシャッターの上がる前の人気の全くない仲見世通りをブラブラして上野に向かう。
東京は高層ビルしかなくてその隙間から澱んだ空を見上げるイメージしかなかったワタシ。
スカイツリーがよく見えるあの通りから見上げた空は、関東平野独特のスパーンと抜けて新鮮で清々しい。
東京、素敵やん。
この瞬間まるでワタシはシンデレラと昨夜まで思っていたのに、田部井女史が世界の最高峰で吸った空気を感じ、現在に至るのです。
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