![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173360188/rectangle_large_type_2_821bc029a3ff4c393b40b4e7d1d8c71b.png?width=1200)
結局運ってなんだろう?
運とは何か?偶然と必然の境界
「運がいい」「運が悪い」という話は日常的によく聞くが、そもそも運とは何なのだろう…?
単なる偶然なのか、それとも何かしらの法則があるのか?多くの人が「運」を語るが、その実態について深く考えることは少ない。
自分の体験も踏まえて運の本質について考え、それがどのように人生やビジネスに影響を与えるのかをまとめてみる。
1. 確率論的な運
運を最も単純に考えると、それは確率的な事象の結果と言える。
例えば、サイコロを振れば1から6の目がランダムに出る。これは完全に偶然であり、自分の意志ではコントロールできない。
このように、人生には自分の力ではどうにもならない「確率的な出来事」が多く存在する。
ビジネスの世界でも、予測不可能な要素が絡むことがある。例えば、たまたま良い取引先と巡り合うことや、景気の変動が事業にプラスまたはマイナスの影響を与えることもある。
これらは自分では完全にコントロールできないが、確率として起こりうることでどうしようもない。
2. 行動によって引き寄せる運
一方で、運は単なる確率論だけでは語れない部分もある。心理学者リチャード・ワイズマンの研究によると、「運がいい」とされる人は、積極的に新しいことに挑戦し、行動範囲が広い傾向にあるという。逆に、「運が悪い」とされる人は、行動範囲が狭く、変化を避ける傾向がある。
例えば、ビジネスで成功する人は、偶然の出会いやチャンスを活かしていることが多い。しかし、これは単なる偶然ではなく、行動することでチャンスに遭遇する確率を高めているとも言える。
営業の仕事でも、飛び込み営業をする人のほうが、偶然良い取引先を見つける確率は高い。つまり、運が良い人は「運が良くなる環境を作る」ことができているんだと思う。
実体験だと営業もしない、人との接点も持たない時期と、営業もして人とも会うようにしている今では点と点が結びつくことが多い。
3. メンタルが作り出す運
同じ出来事が起こっても、それをどう解釈するかによって「運の良し悪し」が変わることがある。例えば、急な雨で服が濡れた時、「ついてない」と思う人もいれば、「雨のおかげで涼しくなった」と前向きに捉える人もいる。
また、仕事の失敗を「運が悪かった」と考えるか、「次のチャンスに繋がる経験になった」と捉えるかで、その後の行動が変わる。ポジティブに考える人は新しい挑戦をしやすくなるため、結果的に良い運を引き寄せる可能性が高まる。このように、運は主観的な要素も大きく関係しているのは間違いないと思う。
4. 運の流れと環境
「運が良い時期と悪い時期がある」と感じたことはないだろうか?
これは、単なる確率の偏りではなく、環境の変化が影響している可能性が高い。例えば、景気が良いときは商売が繁盛しやすく、悪いときは苦戦しやすい。これは個人の能力とは別の要因で決まる部分が大きい。
また、業界の流れや社会のトレンドにも影響される。例えば、飲食業界では健康志向が強まるとヘルシーなメニューを扱う店が成功しやすくなる。
運送業でも2024年問題で倒産数も増えていけば、なんとか耐えた企業は逆に仕事が高単価で取りやすくなる。
こうした外部環境の変化を察知し、それに適応することで、運の波に乗ることができる。
5. 結論:運はコントロールできるのか?
運には確率的な要素があるため、完全にコントロールすることはできない。しかし、運を良くするための「行動」「思考」「環境の適応」を意識することで、偶然のチャンスを掴む可能性を高めることはできる。
行動を増やす:新しい人と会ったり、新しいことに挑戦したりすることで、チャンスを掴みやすくなる。
ポジティブな思考を持つ:失敗を前向きに捉え、次のチャンスに繋げることができる。
環境の変化に適応する:市場の動向やトレンドを見極め、流れに乗ることで成功の確率を上げる。
あなたは運がいいと思う?悪いと思う?
こんな質問をされたときに「運が悪い」と答える人はだいたい1~3をネガティブに捉えている人が多い。
子どもの頃に、テレビでニュースを見ながら政治家などに批判をしているだけの大人にはならないようしていこうと思います。