専門性 + 英語
1357字 いつもより短めです。
先日、ネット上でお仕事させてもらう機会を頂きました。LinkedIn というソーシャルネットワーク(ビジネス系)を皆さんご存知でしょうか。
海外から帰国後、妻に勧められるままLinkedInに登録しました。何が起きたかと言えばリクルーターから人材紹介会社に登録しませんか!とたまに連絡が来る程度でした。医療従事者からすると、このサイトで人と繋がることでビジネスを広げようとする意味がわかりません。日本のどこへ就職しても、大幅に給与が上がることはないからです。
今度は、自分の経歴の英語版を登録してみました。設定次第で海外のリクルーティング情報はもらえるが、ライセンスの書き換えに加えて、ワークビザの問題、言語の壁があるので、情報を貰ったところで、仕事に着くにはやはりハードルが高そう。
つい先日、英語で自分のキャリアを整理し、アップしたところ、ちょくちょく海外からの有償電話サービス会社から仕事の案件を頂く機会があった。医療従事者専門家として、クライアントへ助言をして欲しいといった内容である。最初は聴き慣れない会社なので、何かのセールスかと思っていたが、ネットで同じような依頼を受けている方のブログ記事を読んだところ、それが正式な仕事の依頼である事を理解した。
報酬の支払いはUSドルされる。かなり高額な時給設定ができた。自分としては、1時間当たりの金額を低く設定したつもりだが、それでも結構な金額であった。人によっては、時給3万〜4万円で仕事を請け負う人もいる。
登録を済ませた会社から3週間に1度は仕事の依頼を受ける機会がある。実際に仕事の案件が専門外である事もあり、エントリーしても依頼主から100%仕事をもらえる保証はない。自分の専門分野に合う案件とそうでない案件がある。
案件の詳しい内容は厳しい契約があるので、ここに書く事はできないがほとんどがアメリカから来ることが多い。
仕事が確定し、日程が決まるとクライアントとは電話では英語を話さなくてはならない。
Linkedinの英語で書いた経歴が担当者の目に留まり、資格と経験が認められ、それが仕事に繋がる。ビジネスマン向けのSNSだ。
一方、妻には外資系会社の財務部門でのキャリアがあった為、私とは違い、転職のお誘いが人材派遣会社から多い。そんなこんなで彼女の市場価値がわかってくる。ただ、会計の資格を持っている訳ではないので、私のような単発の仕事の案件のお誘いはない。それでも、英語がビジネスレベルであることから、本サイトを通して派遣会社からコンタクトされることが多い。
日本では、なぜか海外ほど普及はしていないようである。初めは、外国人か上場企業のビジネスパーソンと知り合いになる機会が多かったが、最近では、日本の作業療法士も登録を始めたのか、日本人との繋がりも増えつつある。
最近、働き方が多様化し、日本ではフリーランスも多くなってきた。このソーシャルネットワークを通じて、病院や施設という場所に縛られながら働くスタイルから、これからは新しい働き方も考えていくべきであると思う。
何度か英語の重要性について語っているので、繰り返しませんが、繰り返します。
英語は専門性を光らせます!
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