#022 余裕がある人

余裕がある人を見ると、安心感や安定感があります。

その安心感や安定感は追われることのない業務量の少なさという意味ではなく、どれだけ忙しい業務量をこなしていても「気持ちの余裕」を持てていることが、そのような安心感や安定感を持てているのではないでしょうか?

そのように気持ちの余裕を持てる人は、

●自分でコントロールできる時間をつくっている

●適度な「余白」の作り方を知っている

●気持ちのセルフケア法を持っている

このような3つのことを自然にできている人だ、と感じています。


自分でコントロールできる時間をつくっている

物事には自分でコントロールできること、自分ではコントロールできないことがあります。

自分でコントロールできない物事に囚われてしまうとしまうと、いくら悩んでも解決できないことは当然です。

自分でコントロールできない物事ですから。

余裕がある人は、コントロールできない物事において執拗に悩むことはあまりしません。

自分でコントロールできない業務は、悩むことに時間をかけるより、その業務を早く終わらせるために淡々と粛々におこないます。


一方で自分でコントロールできることにおいては、どのような動き方ができるのか考え工夫しながら最善・最良の方法で目的を達成していく動き方をしていきます。

考え工夫して取り組んだことが、早めに目的地まで到着できることで達成感など持ちやすくなります。

自分でコントロールできることを持ち、考え工夫して取り組むことで、「自分らしく」動けている姿勢に、周りから余裕がある人と思われやすい面を持っているのかもしれませんね。


適度な「余白」の作り方を知っている

適度な「余白」とは、自分でコントロールできることに似ている部分もあるかもしれません。

多忙な業務に追われ、1日8時間あっという間に終わってしまう日々の中で、ご自身なりの気持ちの余白を持つことです。

多忙な業務に追われ

いつもイライラしてしまう

いつもカリカリしてしまう

集中した緊張感に溢れた環境で仕事をしている人もいるかもしれません。


そんなときに、好きなことや気持ちがホッとする時間を持つことで気持ちの余白をつくることができます。

例えば、

●デスク周りを自分好みにする

●PCのデスクトップ画面を好きな写真、行きたい海外の写真にする

など、ちょっとしたことでも良いです。


ピリピリした雰囲気の中でも

イライラしながら仕事に向き合っているときでも

あなたの好きなことや気持ちがホッとする写真に触れる時間が一瞬でもあることで、イライラな気持ちにホッとする気持ちの「余白」ができます。

そうすることで、気持ちが整い、仕事に向き合うことができます。


よく家族写真や子どもの写真をデスクに置いている方、見かけませんか?

それらも気持ちを整える「余白」づくりなんですよね。

気持ちが整うことで、安定感や安心感につながり、仕事の意欲も高まります。


気持ちのセルフケア法を持っている

こちらは先ほどの余白をつくることにも関連づいた内容ですが、何か気持ちのリズムが狂ってきた、メンタルが下がってきたと感じ始めたときに、その気持ちに向き合い、整えるセルフケア法をいくつも持ってることです。

何よりも「気づく」ことがシンプルにできる方です。

「気づく」ことができなければ、気持ちのリズムはさらに変調し、メンタルも深く下がってしまい、それらを回復していくには時間を要してしまいます。


余裕がある人は、焦りや気持ちの浮き沈みが全くない方ではありません。

自分自身の気持ちの変調に早めに「気づき」、そのケアをできている人です。

早期に気づきケアをすることで、いつでも気持ちが安定して働き続けることができ、それが周りから余裕がある人として見られています。


あなたは、働く気持ちのリズムが変調し始めたときに、その変調に気づけていますか?

まだ大丈夫…

という形で放っていませんか?

放っておくのではなく、その変調にいち早く気づきセルフケアをすることで、常に安定した気持ちで仕事に取り組むことができますよ。


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