国境を 超えて迎える クリスマス - ロサンゼルスからティファナへ

メキシコのティファナで過ごしたクリスマスは、これまで経験したことのない異文化との出会いでした。
旅のスタートはアメリカ・ロサンゼルス
バスに乗って、アメリカとメキシコの国境を越えると、街の雰囲気が一変します。
建物の形や色、人々の生活スタイルが少しずつ変わっていくのを感じながら、異国の地に足を踏み入れる瞬間のワクワク感がありました。

ティファナの街並み

クリスマスパーティーへの招待

ティファナに到着した宿では、私ともう一人しか宿泊客がいませんでしたが、そこでオーナーに招かれてクリスマスパーティーに参加することに。
パーティーには、驚くほど多くの家族や親戚が集まっており、その数は30人を超えていました。
クリスマスの夜は家族全員で楽しむというメキシコの文化に触れることができ、初めて会った人々ともすぐに打ち解けることができました。

カラオケもしていました。

ピニャータ割りの体験

パーティーのハイライトはピニャータ割りでした。
目隠しをして、棒で吊るされたピニャータを割るこのゲームは、子どもも大人も参加できる楽しいイベントです。
ピニャータはカラフルな紙や装飾で作られており、クリスマスや誕生日などの特別なイベントでよく使われます。

ピニャータ

目隠しをした状態で揺れるピニャータに当てるのは意外と難しく、何度も空振りしてしまいましたが、それでも周りからの応援や笑い声で場が盛り上がりました。
ピニャータが割れると中からたくさんのお菓子や小さな景品が飛び出し、子どもたちは大喜びでした。

メキシコの家庭の温かさ

パーティーでは、家族全員で食事を囲み、温かい雰囲気の中で笑顔が絶えませんでした。
おもてなしの心があふれる彼らの家に、まるで自分も家族の一員であるかのように迎えられ、メキシコの文化が持つ家庭の絆を強く感じました。

プレゼントの数々

食事もまた、クリスマスパーティーの中で大きな楽しみの一つでした。
ポソレというスープ料理は、豚肉や豆がたっぷり入っており、スパイシーで身体が温まりました。

ポソレ

ティファナで過ごしたクリスマスは、国境を越えて文化や習慣の違いを肌で感じる特別な経験でした。
異文化との出会いが、クリスマスという特別な日をさらに特別なものにしてくれました。

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