Taro's Travel

世界一周経験あり。これまでに訪れた国の数は約50か国。 主に旅先のことについて記事を書きます。

Taro's Travel

世界一周経験あり。これまでに訪れた国の数は約50か国。 主に旅先のことについて記事を書きます。

最近の記事

28歳で2000万円の資産を築き、コーストFIREを目指す—新たなキャリアとライフスタイルの模索

私は28歳で2000万円の資産を築きました。その金額のほとんどはインデックスファンドに投資されており、今後の市場成長を期待しています。 これまで勤めていた会社を辞め、自由なライフスタイルを手に入れるために、次のステップに進もうとしています。 そのステップとは、いわゆるコーストFIREです。この概念を活用しながら、経済的自由と新たなキャリアの両立を目指します。 コーストFIREとは? FIRE(Financial Independence, Retire Early)は「経

    • メデジンでボテロのアートに触れて感じた「安心感」

      コロンビアのメデジン。かつては危険な都市とされていましたが、今では文化と芸術が息づく場所へと変貌を遂げています。そんなメデジンを訪れる際、絶対に外せないスポットの一つが、フェルナンド・ボテロ (Fernando Botero) のアートに触れられる場所です。ボテロはメデジン出身のアーティストで、その独特なスタイルは世界中で愛されています。 ボテロの世界:丸さが作り出す安心感 ボテロの作品は、すべてが大きく、丸く、誇張されています。人物も、動物も、物も、現実よりも豊かで、ふ

      • 世界一周 コスタリカ編~マヌエル・アントニオ国立公園~

        コスタリカを訪れる旅行者の多くが必ず足を運ぶ場所、それがマヌエル・アントニオ国立公園(Manuel Antonio National Park)です。私はこの国立公園で、信じられないほど多様な動植物、息を呑むほど美しいビーチ、そして熱帯雨林に包まれたハイキングコースを満喫してきました。マヌエル・アントニオ国立公園は、自然とリゾート気分を一度に味わえる、まさにコスタリカの宝石のような場所です。 マヌエル・アントニオ国立公園とは? マヌエル・アントニオ国立公園は、コスタリカの

        • 世界一周 ニカラグア湖~中米最大の湖で感じた大自然の力と静寂~

          世界中を旅していると、さまざまな絶景や文化に触れる機会がありますが、ニカラグアで訪れたニカラグア湖(Lago de Nicaragua)は、そのスケール感と独特のエネルギーで特に印象に残る場所でした。中米最大の湖であり、世界でも有数の広大な淡水湖であるニカラグア湖は、ただ「大きい」というだけではなく、歴史、文化、そして驚くべき自然環境を備えた特別な場所です。 ニカラグア湖の概要 ニカラグア湖は、面積が約8,264平方キロメートルもあり、グアテマラのアティトラン湖やエルサル

          世界一周 アティトラン湖~グアテマラの天空に浮かぶ自然の楽園~

          旅をしながら各地を巡っていると、心に強く残る場所に出会うことがあります。グアテマラのアティトラン湖は、まさにそのひとつです。この湖は、ただの観光地ではなく、自然の美しさと文化の豊かさが溶け合った、時間を超越したような場所です。今回は、そのアティトラン湖を訪れたときの体験と、この湖の魅力をたっぷりと紹介していきます。 アティトラン湖とは? アティトラン湖(Lago de Atitlán)は、グアテマラの高地に位置するカルデラ湖で、約1,500メートルの標高にあります。湖の大

          世界一周 アティトラン湖~グアテマラの天空に浮かぶ自然の楽園~

          世界一周 ティカル遺跡~グアテマラの主要なマヤ文明遺跡~

          ティカル遺跡は、グアテマラ北部のペテン低地に位置する、古代マヤ文明の重要な都市遺跡です。この遺跡は、かつてはマヤ文明の政治、経済、宗教の中心として栄え、現在でもその壮大な建築や文化の痕跡が残されています。ティカルを訪れた時、ジャングルの中から突然現れるピラミッドや神殿に圧倒されました。今回はその感動をお伝えしつつ、ティカル遺跡の魅力や歴史を詳しく解説していきます。 ティカル遺跡とは? ティカル遺跡は、紀元前6世紀ごろから紀元後10世紀ごろまで栄えた、マヤ文明最大級の都市の

          世界一周 ティカル遺跡~グアテマラの主要なマヤ文明遺跡~

          過去と未来が交錯する場所:パレンケの魂に触れて

          パレンケ——そこは、私が求めていた「時間」を超えた場所だった。 ジャングルの中に眠る遺跡群、その神秘と静寂は、私の魂に直接触れるような体験だった。私は、ここで「生と死」が同じ場所に共存していることを感じた。それは単なる過去の残骸ではなく、生きた歴史そのものだ。石に刻まれた模様、ピラミッドの構造、それらすべてが、はるか彼方の時代に生きた人々の強烈なエネルギーを今に伝えている。 パレンケの遺跡の中でも、私が最も引き込まれたのはパカル王の墓だ。墓の中に眠る王の遺体を想像したとき

          過去と未来が交錯する場所:パレンケの魂に触れて

          オアハカ:文化と伝統が交差するメキシコの宝石

          メキシコを旅していると、各地で独自の文化と歴史が色濃く感じられますが、その中でも特に際立つ場所がオアハカ(Oaxaca)です。オアハカは、豊かな自然、歴史的な遺跡、そして多様な先住民文化が共存するメキシコの中でも特別な場所です。私が初めてオアハカに足を踏み入れた時、その土地の持つ強烈なエネルギーと色彩の豊かさに圧倒されました。この記事では、オアハカでの感動的な体験を通じて、訪れるべき魅力をお伝えします。 1. 色彩豊かなコロニアル都市 オアハカの中心街は、まるで時間が止ま

          オアハカ:文化と伝統が交差するメキシコの宝石

          メキシコの壁画運動:政治と芸術の融合

          メキシコは、20世紀の美術史において非常に重要な役割を果たした国であり、その中でもメキシコの壁画運動は、社会と政治を反映した芸術表現として特に注目されています。壁画運動は、メキシコ革命(1910年–1920年)の後、政治的・社会的な混乱の中で生まれ、メキシコ国内のみならず、国際的にも広く影響を与えました。この運動は単なる芸術的な流れにとどまらず、政治的・社会的なメッセージを広めるための手段として機能し、メキシコ社会の深層を掘り下げました。この記事では、メキシコの壁画運動がいか

          メキシコの壁画運動:政治と芸術の融合

          半導体とAI、未来を変える投資チャンス

          投資をやっていて、資産を増やしたい人向けに、9月26日の米国株市場の動向と、それを活かした投資戦略を解説していきます。現在の市場では、様々な分野で大きな動きが見られ、特に半導体関連銘柄やエネルギー、金市場が注目されています。これらの動向を把握することが、今後の投資判断において大きな助けとなるでしょう。 マイクロンの決算発表が市場を牽引 まず、半導体大手のマイクロンテクノロジーが最近発表した決算内容が予想を上回り、株価が急騰しました。これは同社の強力な成長力を示しており、特

          半導体とAI、未来を変える投資チャンス

          世代ごとの「お金の結論」

          お金のことについて考える際、投資の意義や必要性を理解することが重要ですが、それ以前に、20代から投資を始めることの価値について改めて考えてみると、その積み立て額が少なくても、投資というものがどういうものかを体験できるチャンスであることに気づきます。例えば、1000円の積み立てであっても、実際に投資を行うことで、その動きや仕組みを学べるのです。特に、日本ではNISA(少額投資非課税制度)のような税制優遇措置があるため、投資を始める際にはぜひ活用したい制度です。 投資を始める必

          世代ごとの「お金の結論」

          お金を賢く増やすための経済の基本ルール

          経済はシンプルな機械のように動いている 「経済」という言葉を聞くと、複雑で難しいものに感じるかもしれませんが、実はとてもシンプルな仕組みで動いています。経済とは、私たちが毎日行っている「取引」の集合体であり、この取引の積み重ねが大きな経済を動かしています。例えば、コンビニで飲み物を買ったり、オンラインで買い物をしたりすることも「取引」にあたります。私たちが何かを買うと、買った金額が相手の収入になります。このシンプルな「お金の流れ」が、経済の根本的な仕組みを作っているのです。

          お金を賢く増やすための経済の基本ルール

          米国市場の最新動向:マイクロンの決算、米消費者動向に注目

          9月25日の米国株式市場では、S&P500指数が0.2%下落し、特にバイオテクノロジー企業アムジェンの株価が5.4%急落しました。アムジェンの株価下落の背景には、2つの新薬の臨床試験で期待外れの結果が出たことが影響しています。この結果、アムジェンの株価は50日移動平均線を下回り、ダウ平均にも影響を与えました。ダウ平均はこれまで4日間続けて上昇していましたが、今回のアムジェンの急落で0.7%の下落を記録し、上昇の勢いが止まりました。 さらに、S&P400中型株指数も1.3%下

          米国市場の最新動向:マイクロンの決算、米消費者動向に注目

          AI需要の強さがまだ見える 半導体株の力強い上昇

          2024年9月25日のアメリカ株式市場では、主要指数は全体的にまちまちな動きを見せました。特に金融市場は、米国債の利回り上昇や中国の経済刺激策といった要因に敏感に反応しました。ここでは、主要な指数と個別株の動向について詳しく見ていきます。 主要な指数のパフォーマンス ダウ・ジョーンズ工業株平均(DJIA)は0.7%(293.47ポイント)の下落で、41,914.75で終了しました。特に金融セクターのパフォーマンスが影響を与え、銀行株が大きく下落しました。 ナスダック総合

          AI需要の強さがまだ見える 半導体株の力強い上昇

          メキシコシティのソウマヤ美術館で感じた、伝統と未来の交錯するアート体験

          はじめに:ソウマヤ美術館とは メキシコシティに位置するソウマヤ美術館(Museo Soumaya)は、その斬新な建築と世界屈指のコレクションで、メキシコを訪れる芸術愛好者にとって外せないスポットです。 美術館は、メキシコの実業家カルロス・スリムによって設立され、彼の亡き妻ソウマヤ・ドミットの名を冠しています。 建物の前に立つと、六角形のアルミパネルが光を反射し、未来的でありながらも人間的な温かみを感じさせます。 外観だけでなく、ソウマヤ美術館の内部に足を踏み入れると、時代

          メキシコシティのソウマヤ美術館で感じた、伝統と未来の交錯するアート体験

          メキシコ国立人類学博物館:古代と現代を感じる場所での体験

          はじめに:文化の交差点 メキシコシティの中心部に位置するメキシコ国立人類学博物館は、メソアメリカの古代文明を深く知るだけでなく、訪れる人々にメキシコの豊かな歴史と文化を強く感じさせる場所です。 実際に訪れてみると、その規模の大きさと展示物の圧倒的な存在感に魅了されました。 メキシコの文化遺産が物理的な形でここに集約されているだけでなく、過去から現代までの時間の流れが感じられました。 壮大なスケールと美しい設計 まず最初に目に飛び込んできたのは、博物館の中央に位置する巨大

          メキシコ国立人類学博物館:古代と現代を感じる場所での体験