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ローマ帝国(空欄補充+150字論述)
問題
ローマ帝国は、紀元前27年にアウグストゥスが初代皇帝として即位して以来、約200年にわたり「(A)パックス・ロマーナ(ローマの平和)」と呼ばれる安定期を迎えた。この時期、帝国は地中海世界のほぼ全域を支配下に置き、( ① )や( ② )といった辺境地域にまで版図を広げた。 パックス・ロマーナ期には、帝国内で平和が保たれ、経済や文化が大いに発展した。ローマ市民権の拡大や、ラテン語とギリシア語を中心とした共通言語の普及により、帝国内の一体性が高まった。また、( ③ )と呼ばれる舗装された道路網が整備され、各地を結ぶ交通・通信システムが発達した。これにより、帝国各地で活発な交易が行われ、文化交流も盛んになった。 しかし、2世紀末から3世紀にかけて、帝国は次第に衰退の兆しを見せ始める。外部からの侵入や内部での権力闘争、経済的な困難などが重なり、パックス・ロマーナは終焉を迎えることとなった。
(1)空欄①に入る適切な語句を答えなさい。
(2)空欄②に入る適切な語句を答えなさい。
(3)空欄③に入る適切な語句を答えなさい。
(4)(A)「パックスロマーナ」について、パックス・ロマーナ期のローマ帝国における経済発展の具体的な様相を、150字以内で述べよ。
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869字
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