ミドルクラスのカメラでできるだけいい写真を取る⑨
今回は今まで出してこなかったレンズを使ってみようと思います。
本体は勿論Nikon D5200。レンズは SIGMA ZOOM 28-70mm f2.8(28-70mm F2.8 DG DN ではないようです)。
CPUレンズで、本来絞りとフォーカスは自動でいけるようですが、本体のモーターを使うタイプのようでミドルクラスであるD5200はこのタイプのオート機能は使えないです。
個人的には70mmまでズームがあるのが好きで、D5200のデフォルトのレンズの55mmズームとは格段に表現に差が付きます。
このオールドレンズ、実は癖スゴでした。(いい意味で)
とりあえずコメント無しで3枚並べました。
このレンズを使っていて感じたのがどれを撮っても面白い写真になる、ということです。
2枚目の写真などは、ひなびた住宅地の感じがよく出ていて好きです。
3枚目の写真は最短焦点距離で撮影したもので、50cmです。 ⑦-2で使用したZoom Nikkor 35mm~70mm f3.5の最短焦点距離が1mであることを考えると、かなり短く使い勝手がよいです。 因みにZoom Nikkor 35mm~70mm f3.5と比べるとこのレンズは半分以下の軽さに感じます。(Zoom Nikkor 35mm~70mm f3.5がめちゃ重い)
ここで登場するこのレンズの「癖」
それは、焦点距離∞の先の世界が見える&最短焦点距離以下の世界が見える、ということです。
要するに公式が発表している以上にレンズの可動域があるのです。
それで撮影したのが上のポスト。 最短焦点距離以下の世界です。
ピントは合っているはずなのにぼんやりとしていて、デイドリーム機能のようです。 結構好きかも。
全体に柔らかい印象に写るレンズでした。
因みにこのレンズ、10年異常放置され加水分解していたものをエタノールで綺麗に拭き取り復活させたものです。 印刷は消えてしまいましたが快適に使っています。
現代のレンズとはふた味も違ったこのレンズ、重さもちょうどよいのでまた散歩のお供にしようと思います。
読んでいただいて、有難うございました。