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受け入れ難いコンプレックスはなんだろう
変えることができないコンプレックスは、自分自身がそれを受け入れたときに初めて武器になります。
大林 素子
読売中高生新聞
2025月2月11日発行
11面
他の月と比べて短い2月。それに加えて祝日が2日あるので、思っている以上にあっという間に一ヶ月が経ってしまったような気がします。
「毎月、15日と月末にnoteを更新する」という今年の目標において、2月15日から2月末日までの間が、1年間で最も短いことになります。
忙しい日も多かったのですが、まとまった時間を取れる休日もあったので、溜まっていた新聞を片付けることができました。
そんななか、ふと目に止まった記事のなかに、冒頭の言葉がありました。
言わずと知れた女子バレーボール元日本代表の大林素子さん。184cmの長身を活かし、大活躍をされました。
小さな頃から身長が高かったという大林さんですが、初めからバレーボール選手を目指していたわけではなかったようです。
むしろ、その長身がコンプレックスで、死んでしまおうかと思ったほど悩んでいたとのことです。
バレーボールを始めたのも、偶然、テレビで『アタックNo.1』を見たからという理由で、『(長身を理由に)私をいじめた人たちを見返してやろう』という復讐心が原動力だったと言います。
冒頭の言葉は、次の言葉からの続きです。
『周囲から 『モデルさんみたい』 『かっこいい』 と言われることもありました。 でも、 長身に悩んでいる身としては、 1mmも心に響かず、つらいだけでした。 このように、 周囲が良かれと思って声をかけても、 逆効果になることもあります。』
最近の風潮では、『弱みは強み!』『ネガティブをポジティブに!』『コンプレックスは武器になる!』のようなものが多いようい感じます。
それらを否定するつもりはありませんが、大前提として『自分自身がそれを受け入れる』ということがなによりも重要なことだと思います。
コンプレックスを受け入れるというは、他人から何を言われても、いくら言われても、なかなかできることではないでしょう。
自分でもがき、自分で行動し、自分で気付き、自分で納得をするしかないのだと思います。
とはいえ、コンプレックスを抱え、周囲に味方も居ない状況で、独りでそれを続けることは困難です。
そんなときに、例えば大林さんにとってもバレーボールのような『なにか』があれば、偶然だとしてもそれに出会えれば、孤独感に苛まれることなく、独りでも自分自身のコンプレックスに目を向けて受け入れることができるようになるのではないでしょうか。
いつ、そんな偶然が起こるのかもわかりませんし、独りでそれを探すのは辛く、淋しいかもしれません。
そんなときには、ご相談ください。一緒に『なにか』を探してみませんか。
受け入れ難いコンプレックスはなんだろう
自分のコンプレックスをに悩まされている方
周囲とくらべて色々なことをコンプレックスに感じてしまう方
そんな方に寄り添える人でありたいです