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週末起業 ~週末に少しずつ準備を始めましょう~

皆様、はじめまして
岡元光大と申します。
この度、週末起業の記事を複数回に渡って書いてみようかと思います。
よろしくお願いいたします。

私個人の情報を事細かく書くつもりはありませんので、この”週末起業”の記事を書くに至った経緯だけ簡単にお話します。
今のご時世、起業したい!と思い立つ人は少なくありません。思い立った後、次にビジネスプランを簡単に思い描く方が多いでしょう。仮のビジネスプランを考えたところで、その次に何をしたらいいのかがわからない人が多い印象です。

もちろん、私も最初は何したら良いのか全く分かりませんでした。
こんな時に、どこに何を聞けばいいのかわからないですよね?
そんな方々へ向けて、自分がモヤモヤしていた時にこんな記事があったら良かったな。と思い、この記事を書くに至ります。

特にタイトルにある通り「週末」に動く、動きたい方へ向けての記事になります。
正社員で働きながら起業するのは、中々大変です。
週末に少しずつ準備を進めていって、しっかり地盤を固めましょう。


起業して成功するために必要なこと

まずは、自身が考えているビジネスプランを見つめ直してほしいです。
融資を受けて、事業を始めたのはいいものの思うようにいかず、廃業してしまう事業者の方もたくさんいらっしゃいます。創業者の3割は1年以内に廃業してしまうのは、有名な話ですよね。
この廃業した創業者の多くは「あと1年持てば軌道に乗せられた」と言うようです。
ちなみにこの「3割」は、法人個人を問わず全体を見た時の数字だそうです。
気になる方はGoogleで調べてみてください。

廃業しないために考えること

起業したい!と思って、事業内容を考えますよね?
それって自分本位になっていませんか?市場に出るには、自分が好きなだけでは生き残ることが難しい場合があります。

起業の3大要素

色々な方が様々な場所で起業についてお話をされる時に、この形の図を使っていますので、見たことある方も多いかと思います。

好きなこと
自分が情熱を持って動ける物事
得意なこと
自分が他よりもうまくでいる物事
ニーズがあること
社会(消費者)から求められている物事

事業を起こす際に抑えておきたいポイントは、上記3点
この3点を満たせることを条件に、事業を起こすことが廃業しないには必要です。
①自分が好きなこと、やりたいこと
②自分が得意なこと、他よりも優れていること
③自分に求められていること
これに全て当てはまることで、継続的にニーズのある物事を社会に提供できるでしょう。

次に起業する動機についてご紹介します。

起業する動機は2パターン

皆さんが起業したいと考えた動機(きっかけ)はなんでしょうか?
今一度、思い出してみてください。

起業動機2パターン

起業を考えている方のほとんどは、上記2パターンの動機を持って起業を目指す場合が多いです。
A. 経験を活かしても起業
B. ニーズを捉えての起業

どちらの動機も素敵な動機だと思います。
しかし、どちらにも落とし穴があります。

ーAの場合ー
これまでの仕事や趣味で培われた経験やスキルが豊富。
それを活かして良い物を提供すれば売れると想定しがち。
自分が考えうる最高傑作だが、顧客が欲しいと思うものとはズレていた。

ー対策ー
上記の対策として
①市場調査
②ニーズの把握、理解
③価値の伝え方、マーケティング
この3つを重点的に考えて作りこむことをお勧めします。
どれだけ良い物を低価格で提供できる状態を作れたとしても、その商品を知るすべがなければ消費者は購入できません。また、どれだけ”良い物”かを伝える方法もしっかりと考えておく必要があります。

ーBの場合ー
世の中のニーズをキャッチして、それに沿って事業展開を考えている。
ニーズがあるんだから、売れるに違いないと認識しがち。
ニーズはあるが、それがどの時期のどんな地域でどんな価格帯でのニーズなのか理解していない。
そもそも、ニーズありきで情熱をもって事業に取り組めない。

ー対策ー
①本当にやりたいことなのかを見つめなおす
②全体的なニーズの把握ではなく、市町村レベルでのニーズを理解する
③どこに情熱を注げるかを考えてみる。

AとBどちらのパターンでも陥りやすい罠があります。
得意分野だからといって、必ずしも成功するとは限りません。
ニーズがあるかといって、成功するとも限りません。

まとめ

第1回は「起業して成功するために必要なこと」をご紹介しました。
成功するために必要というよりも、廃業しないために必要なことが主となる内容でしたね。
もちろん、一番良い結果は「勝つこと」ですが、「負けないこと」はもっと大切かなと思います。
負けなければ、戦い続けることができますが、負けてしまえば戦うことはできません。
この辺を踏まえて、自分の事業内容を精査してみてください。

次回は、「創業計画書を作成しよう!」をお届けします。
やりたいことはあるけど、それを人に伝えるのって意外と難しいです。
融資を必要とする事業を考えている方は、金融機関にも計画書を提出する必要があります。

ではまた次回お会いしましょう。
岡元でした!またね!

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