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実効再生産数と思考停止/感染爆発の法則

おはようございます。思考停止中のアルキメデス岡本です。

さて、今回は実効再生産数と思考停止についてブッパなしたくなったのでよろしくお願いしますm(_ _)m

■実効再生産数とは

実効再生産数とは、疫学において、感染症に感染した1人の感染者が、誰も免疫を持たない集団に加わったとき、平均して何人に直接感染させるかという人数。1人の患者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す値です。

実行再生産数を使うと伝染病の展開を推測することができます。この値が1を超えた状態であれば感染は拡大していき、数値が大きいほど拡大の規模は大きくなります。この値が1未満の状態であれば感染は収束していき、数値が低いほど収束スピードは早くなります。

このように実効再生産数は感染症の状況を把握するため便利な指標となるので、いろんな場面で活用されているのです。

例えば、現在の東京、千葉、神奈川の実効再生産数は下図通りです。

詳しくはこちらでモニタリングできます。https://rt-live-japan.com/

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東京都は、1.76で感染拡大中なのが見て取れます。既に基準の1を超え始めたのが6月13日からなので、東京アラートを解除した6月11日から拡大してきているのが分かる。

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もちろんマスクやソーシャルディスタンスなど対策を徹底して来たとは思うが、結果としては効果なし。人接触率が上がればそれに比例して実効再生産数が上がっていく事が証明された形だ。

■取るべき対策とは

専門家ではないので詳しい事は言えないが、実効再生産数の1を超えないようにしなければならない。

その為の施策は、個人レベルでは人との接触率を下げる。行政レベルでは、PCR検査を一般市民に拡大し先手先手で経路不明の感染者を見つけて行くしかない。これを同時並行していく必要があると思います。

現在は、そのどちらも不十分な状態の為、感染爆発が起きてしまっていると考えられます。東京都と国は感染が一旦落ち着いた間に医療体制を素早く整備する必要がありましたが、正常性バイアスに陥っていた為に対策が後手後手になっていると。

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■正常性バイアスとは

正常性バイアスとは、認知バイアスの一種。自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。

自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる。

更に最悪なケースは、正常性バイアスに陥っていると同時に思考停止に陥った場合です。

■思考停止とは

自分自身で物事について考え、判断することをやめてしまうことを意味する。思考停止が起こる理由としては、何らかの要因により、権威や規範などに盲目的に従ってしまうことなどが挙げられる。

思考停止に陥る人は、よくない事象についての予防や、過去の過ちの再発防止までできないことが多いです。今起きている事象にだけ固執して、考えたり判断したりしていると、これから起きる可能性のある事象についてまで頭が回らなくなってしまいます。

思考停止に陥っている人の特徴をまとめるとこうなります。

・物事を何でも決めつける

・信じ込んだものを疑わない

・すぐに人の言うことを鵜呑みにする

・他人に何でも頼ろうとする

・現状に何の疑問を持たない

・毎日同じことをしても何も感じない

・目先のことばかり考えている

・周りの空気を読みすぎる

主だった特徴を挙げましたが、これらの項目に、いくつも当てはまる人は要注意でしょう。

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おそらくこの方達は思考停止状態だと考えられます。

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■感染爆発の法則

つまり、感染爆発を引き起こす実効再生産数と思考停止の間には、このような法則が存在していると考えられる。

思考停止x正常性バイアス=実効再生産数

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それではまたお会いしましょう♪






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