【ビジョンインタビュー】100年以上続くイチゴ農家の嫁・小倉理恵さん
〜親子体験を通してその子らしさを輝かせる場を〜
夫婦で描く夢の農園
「旦那さんのやりたいことを一緒に実現していきたいい。
イチゴ農園を親子で楽しめるような場所にしていきたい。」
インタビューの最初に、教えてくださった夫婦で描く夢。
そんな夢の農園はどんな農園になるのか理恵さんにお聞きしたところ、
野菜の種まきや収穫体験
イチゴのスイーツづくり
星空観察やキャンプ
book cafe併設
などなど
次から次へと出てくる楽しそうなアイデアの数々。
これまで親子で遊びに行った観光農園や高原での楽しかった体験。それを夫婦で共有し、2人で夢の農園についてイメージを出し合う時間を定期的に作っているのだとか。
そんな小倉家の壁には、「こんな場所にしたい!」という想いを、壁一面に文字や写真で貼っていっているそうです。
夫婦で一つの夢を描き、見える化する。
夢の農園の実現に向かって歩み出しています。
親子で過ごせる時間を
宝物体験に
今では、3人のお子さん一人一人との時間を大切にしながらお仕事も楽しんでされている理恵さんですが、1人目のお子さんの時は、夜や週末まで会社で働き詰めだった時期があったのだとか。
その時は、お子さんとの時間が取れていない、見てあげることができていないことへの後悔や後ろめたさを感じて辛い思いもしたと言います。だからこそ今は
「一人一人の子どもと親子関係をしっかり築いていきたい。
そして自己肯定感を育んでいきたい。
ここは、自分の子へはもちろん、
他の子どもたちに対しても大切にしていきたいところ。」
と、お話してくれました。
「子どもたちと過ごせる時間って、実際はすごく短い。限られた時間の中で親子でする体験は、子どもにはもちろん親にとってもきっとこの先の宝物になる。」
以前の理恵さんのように、普段は忙しくしている親子に、日常とはちょっと違う親子コミュニケーションの時間を、そこで手足を動かし、自然の空気を感じながら、ここでしかできない異空間を提供したい。
その異空間での体験が、子どもが成長していく上で必要な、人としての土台づくりにつながるのではないか。
そんな風に想うからこそ、これまでは自分たち家族でしてきた様々な宝物体験を、これからは理恵さんたちが、たくさんの親子に手渡していきたい。そんな想いをお話してくれました。
幼い頃感じたワクワク感を 体感し続けたい
家族で様々な自然体験を楽しみ、たくさんのアイデアを語ってくれる理恵さん。彼女の原体験は、幼い頃大好きだったの田舎のおばあちゃんち。
普段は街中で暮らしていた理恵さんにとって、夏休みや冬休みに田舎のおばあちゃんちにいくことが何よりもの楽しみ。いとこたちと集まってワイワイご飯を食べたり、こたつで宿題をしたり。そんな時間が理恵さんにとって、とても心地の良い思い出になっているようでした。
その田舎のおばあちゃんちは、周りにスーパーもなく、ニワトリの声で目覚めるような場所。満点の星空を見上げることができて、泳げるぐらいキレイな川が身近にある自然たっぷりの場所だったそうです。
「橋がすごく好きなの!しまなみ海道にいろんな形の橋がかかっているのがすごく好き!橋に入る瞬間の、わ〜!食べられる〜!という感じがすごく好きなんです!」
このインタビューの中で一番の笑顔でワクワク話してくれた理恵さんの好きなもの。大好きな橋を遊園地のアトラクションの一つのように楽しんでいるのが感じられました。
その他にも、自然の中にある一風変わった飲食店、子どもの頃から何度も行った遊園地の話、いつも家族で立ち寄っていた温泉など、自分自身の好きなもの、そして好きな理由をとってもいい笑顔で話してくれました。
それを聞いていて思ったこと。理恵さんにとって大切なものは、自然とともにあるエンターテイメント感。
それは、まさに今、夫婦で描いている夢の農園。
遊園地のような場所。
体験を通じてその子らしさを発揮する小倉屋コミュニティ
理恵さんのもう一つのお仕事。それは、大人から子供までに自分らしさを知ることの大切さとその機会を届ける、親子キャリアラボ 子ども才能発見手帳/現在今自分帳の講師。
夢の農園は、大人も子どもも自分らしさを知ることのできる場所にもなるのではないか。と理恵さんは言います。
「様々ある自然体験のなかで、その子が何を体験したいと思って、体験してどう感じるのか。そこにその子の好きや才能が隠れていて、その子らしさが見えてくるはず。そんな体験の場にしていきたい。 だからこそ、今は、いろんな人と関わって、もっと人の良いところや強みを見つけれるようになっていきたい。」
そしてこれから理恵さんがやりたいこと。
「気軽に集まって気軽に話せる、子育てママのコミュニティを作りたい。」
3人目のお子さんが小さい時、地域の子育てイベントなどで知り合った仲間に、理恵さんから声をかけてよく集まっていたそうです。
みんなで買い物に行ったり、パン屋さんでお茶したり、クリスマスなど季節の行事を楽しんだり。
「理恵ちゃんのおかげて楽しく過ごせた!グループを作ってくれてありがとう!」
その仲間がいる土地を離れる時、仲間からもらった嬉しい言葉。そんな風に仲間で集まって何気ない話をする時間は理恵さんにとってとても楽しい時間で、おしゃべり好きな女性には、こういう場がとても大切だと実感したそうです。
その実感があるからこそつくりたい子育てママのコミュニティ。
理恵さんと旦那さんが描く夢の農園は、様々な体験を通じて、その子らしさを知ることができる。そして、子育て中のママたちにとって気軽に話せてほっとできる場所。
そんな、沢山の親子にとって居心地いい場所になっていくのでしょう。
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