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狼だぬきの欠落、あるいは穴ぼこ

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#起業

世界を救うのはアベンジャーズではなく「意味の無さ」らしい、みたいな雑文

 起業家のメンタルヘルスの問題がある。今それにぶち当たっている狼だぬき自身、事業を経営して4年ほどになるいわゆる起業家にあたる。いわゆるというのは、自分自身を「起業家」「サラリーマン」のような図式にはめ込むことに特に意味と価値を見出していないが故の注釈のようなものだ。それでも、分かりやすく言うと「起業家」に当てはまると、思う。それで書き進める。  そして経営していく中で、いわゆる「起業家のメンタルヘルスの問題」らしきものにぶち当たり、結果的に生まれたのがこの狼だぬきだったわ

一人の起業家で独りの文筆家の「絶望」について

0:「起業」あるいは「夢追い」の絶望 世界は幾分キラキラしすぎている。そこに、文句を垂れようと思う。もちろん狼ダヌキ個人にとってという注釈が付くが。「そーしゃるねっとわーくさーびす」のせいだろうか、日本人の満たされない尊厳欲求は、インフレを起こしている。オンラインサロン加入だって、リクルートの内定だって、なんならタピオカだって、全部虚構なのに。  今、夢を語ることは尊いとされている。教養と思慮の深い一部の起業家によって、夢を追うことは実は泥をすするようなものだという認識も広