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⑪経理はかんたんに
やることすべてのどかで適当なようですが意外にも最初から意識して経理が簡単になるような工夫をしていました。仕入れや消耗品の購入はできるだけ専用のクレジットカードで支払いしてクラウド会計ソフトに連携しました。勝手に同期してくれるし一度設定すれば自動化もできます。同じ要領でネットバンクとオンラインストアのデータも同期したので、たまにある現金で払うしかない印紙代とか同期されない通帳とかを入力するくらいでした。独学ですが簿記の資格を持っているので仕分けはできますが、使用しているfreeeの入力画面には貸方借方とかでてきませんし別になくても大丈夫だと思いました。試算表とか決算書類とか勉強しておいて良かった気もしますが、もししてなくても自分の経済状況に直結してたら必死で理解しようとすると思います。それよりは私のお店の場合だったら原価と経費を把握してるとか収入と支出、今日の残高をちゃんと分かってるとかのほうが必要な感覚に思います。赤字より現金のなくなる方が恐怖です。最初の確定申告(開業時は個人事業主だったので)は市の制度で無料で相談できる税理士さんに何回か質問できたので見てもらいました。いくら入力が自動でも減価償却みたいに税務署に届け出ることによって計上方法を選べたりすることなど教えていただかないと分からなかったのでありがたかったです。パソコンは使わない税理士さんでしたが紙と鉛筆であらゆることを超正確に計算してくださって驚きでした。書類自体は会計ソフトで作れるのでネットで提出しました。書類を見てもらってお昼にお蕎麦やラーメンを一緒に食べました。税務署にお勤めだったころの忙しい仕事ぶりの話を聞いたり、お庭の金柑を頂いたり成田山の羊羹(おいしくて驚いた)を頂いたりしました。現在はマッチングサイトで選んだ税理士さんに経理を全ておまかせしていてミーティングもオンラインなのでさらに楽になっています。