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子どもの未来は私たちより過酷なのか?

インスタグラムのストーリーズで、「子どもの未来は私たちよりも過酷だと思う?」と聞いてみました。

結果は、「そう思う」71%・「思わない」7%・「わからない」18%でした。
※その他結果を知りたい人向けに「閲覧用」という項目を用意し、そこをタップした人は4%でした。

そう思う、が圧倒的に多いですね

たくさんの人に回答いただき、感謝です。

合計505名の方にお答えいただきました!

キャリア教育を受けていない私たち

今の30代以上の大人たちは、いわゆる「キャリア教育」を受けていない人がほとんどでしょう。

キャリア教育は、子ども・若者がキャリアを形成していくために必要な能力や態度の育成を目標と する教育的働きかけである。

キャリア教育とは何か - 文部科学省

現在は小学校1年生から段階的にキャリア教育を学んでいるそうです。

キャリアとは、働き方だけでなく生き方そのものである。

私はキャリアグラム診断士という資格を持っていて、人間の持つそれぞれの価値観や強み、弱みなどを分析する鑑定を行なっているのですが、その中で学んだこの「キャリア」という言葉がすごくこの時代に重要なキーワードだな、と思っています。

昔は未来への予測が立てやすかった?

ひと昔前の男性は「外に働きに出て、家族を養う人」が多く、女性は「家を守り、子育てや介護をする人」が多かった。

その時代の多くの人は、もしかしたら働き方や生き方に"迷う"ことは少なかったかもしれません。

なんとなく、周りの人と同じ道、同じ未来を辿ることで、未来への予測は立てやすかったのかもしれない。

本当は家事をするのが大好きな男性、本当は外に出て働きたいなと思っている女性、もっと自由に働きたい・生きたいと思う人はきっと、たくさんいただろうけれど。

今の時代は働き方も生き方も、"ある程度"自由に選択ができるようになりました。

ネットが普及することで、世界の広さを知り、新たな選択肢を知り、新たな職業もたくさん生まれました。

YouTuberやインスタグラマー、オンライン秘書も、今までにはない仕事ですね。

だからこそ、"迷い"も多くなったし"格差"も感じるようになりました。

情報には価値があることも、情報だけでは無価値であることも、私はネット社会に生きるようになってから、知ったことです。

子育て世帯だからこそ思うこと

子育て世帯は、ネットの普及で世界が変わったことを知っています。

10年ひと昔と言われていたけれど、今じゃ5年ひと昔ですね。

スマホの所有率は2010年のとき、4%程度。
5年後の2015年には50%を突破し、2023年現在スマートフォンの比率は96.3%だそうです。

スマートフォン比率96.3%に:2010年は約4% ここ10年で急速に普及
(2023年4月10日)

モバイル社会研究所

そんな激動の時代に子育てをしていると思うんです。

このまま自分が受けた教育と同じことだけをしていて良いのだろうか?

学校へ行かないという選択肢

今、不登校が増えていることが、体感でもわかります。

私はさまざまな人に、「なぜ不登校が増えたと思う?」と聞くのですが、教育に携わる人に聞いたときに出た答えが「親がそれを許すようになったから」でした。

私はそれを聞いて「それは良いことだなぁ」と思いました。

先日書いたnoteにも通じるところがあります。

もしかしたら、多くの大人たちが「不登校予備軍」だったり、学校で何かを強制させられていたり、何かに苦しい思いをした経験があったりするのかもしれません。

そして、学校へ行くことだけが正しいわけではないことに、なんとなく気づいている。

なんとなく、知っている。

だって、学校生活の経験者だから。

でも、そんな学校という現場で一所懸命に子どもの成長を手助けしてくれる教員のみなさんがいることを私は知っているし、文部科学省も経済産業省もすごく良い資料を作っている。

いろいろな歯車がうまく噛み合っていない、そんな感じがしています。

どんな子どもにも寄り添う学び場がほしい

私自身が学校という場所でうまく生活ができない子どもでした。

そして娘が毎日のように言う「今日学校行きたくない」が現実味を帯びたとしても、それも不思議ではないと思っています。

そのときが来たら「あそこがあるから大丈夫」と言える、安心の場所をつくりたい。

これが動機のひとつとなって、私は"学校では教えない20以上の習い事が学べるオンラインの学び場"である「みちらぼ」の運営をしています。

保育士にはならなかったけど

私は保育士資格を持っています。
けれど、保育士として働いていません。

下記noteの最初の見出し、「社会に出る前の私」の部分でもちらっと書いていますが、現在、保育士にはなっていません。

でも、子どもが好きということや教育に関心があることに変わりはなく、子どもが生まれてからはより子どもの未来について考えることが増えました。

保育の勉強は子育てにも役に立っているし、先生という仕事も講師の仕事もとても好きな仕事のひとつです。

そして今、その知識や経験がこのみちらぼの運営にも生かされていて、本当に人生で得た知識や経験に無駄はないと、歳を重ねるほどに思います。

みちらぼは、これまでの私が真剣に向き合ってきた「子どもへの教育」の集大成でもあるのです。

そして私だけではなく、みちらぼの運営メンバー6名がそれぞれ「子どもへの教育」についての思いをお互いにぶつけ合いながら、作り上げた居場所です。

大人たちが真剣に向き合って、多角的な視点で、さまざまな子どもたちに個別最適な学び場となるにはどうしたらいいかを、日々語り合いできた場所なんです。

そして、すでに1期生として入ってきてくれた30名のご家庭のみなさまと、作り上げていく居場所だと思っています。

今だからこそ家庭ベース、コミュニティベースで

みちらぼは家族でdiscordというコミュニケーションアプリに入っていただくスタイルです。

学校の子どもたちの様子は、驚くほどに目に見えません。

小2の我が子に関しては、その日にあったことを聞いても「今日はたくさん笑ってよかった」「今日は一輪車して転んだ」くらいしか言いません。

こんなに子どもたちと過ごす日々は一瞬だと言われているのに、わかっているのに、大人も忙しい。

でも、少しだけ、子どもと一緒に過ごす時間を増やせたら、子どもとの共通の学びの話題があるなら…という気持ちはある。

だから、オンラインの学び場で大人も子どもも一緒に学び、一緒に振り返り、一緒に成長していくことができる場所にしました。


私の周りには35歳を過ぎてから初めてパソコンをまともに触るようになり、専業主婦からフリーランスになった人が複数人います。

みちらぼにも、この2、3年で本格的にパソコンに触れ、今や講師になるまでに成長した女性が5名ほどいますよ。
その人たちへのインタビューや講演もみちらぼ内でしていきたいですね。

大人だっていくらでも成長するし、いくらでも変わることができるし、いくらでも仕事を選択できるようになります。


それが現代なのです。

子どもの未来は私たちより過酷なのか?

さて、もう一度ストーリーズの回答を見てみましょう。

あなたはどう思う?

私は、「その子の選択による」と思っています。

この先に、どんな選択ができるかによって、未来の過酷さは変わってくるでしょう。

そして、どんな選択ができるかは、選択肢を知らないといけないのです。

みちらぼは、たくさんの選択肢を知るための場所にしたい。

それが、子どもたちのキャリアになると思っています。

この先の未来を生き抜く力 

この先の未来を生き抜く力として、私は以下の力が大切だと思っています。

  • 発信力

  • 行動力

  • 検索力

  • 思考力

  • 語彙力

  • 基礎力

そして、ネットリテラシーやITリテラシー、情報リテラシー、マネーリテラシーなどの能力。

コミュニケーションスキルも必要ですね。

私は大して頭のいい子ではなかったけれど、行き当たりばったり、たくさん失敗してきた中で上記の生き抜く力と各リテラシー、スキルを身につけてきました。

その私の体験から、生き抜く力となる上記のすべてをそれぞれ講座にします。

12月には「冒険の書講座」、1月には「お金の入門講座」をします

2月以降は未定ですが、お金の講座だけでももう4講座できています。

スキルだけじゃなく、この先の未来を生き抜く力を養うためのヒントをたくさん講座にしていきます。

それは、親から子へ伝えていけるものにしますので、ぜひ大人にも一緒に受けて、楽しんでもらいたい。

私たちが子どもの未来をワクワクに変えよう

これが一番に言いたいことです。

私たち大人が子どもたちの未来をワクワクに変えられる選択肢を与えられるような居場所をつくりましょう。

そして、それが私たちのワクワクになると思っています。

不安な未来を変えるのは私たちです。

みちらほの募集は今日11月30日まで

1期生の募集は、今日11月30日で終了となります。
みちらぼが気になった方は、ぜひホームページをご覧ください。

説明会動画はこちらから。(お父さんに見せたら大好評とのことで、それも嬉しい)

1期生の30世帯のみなさま、これからよろしくお願いします。


みんなでワクワクをつくりましょう。

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