秘密なんて、なきゃないだけいい。
Twitterを流し見るのはもはや習慣になっている。
流し見る程度にしか見ていなのだけれど、それなのに、それだから、何の防御もしてないせいでガラ空きの心臓にズサーーーっと刺さってしまうことがある。
先日、ジェーン・スーさんのツイッターで、こんなつぶやきを見た。
毎日生きてるとさ、やるせないこととか、理不尽なこととかたくさんあるわけじゃん。そんで、そういうことってうまく話せなかったりまとまらなかったりするわけよ。でも、上手く話すことなんかせずにつらつらと話せる友達がいることってかなり幸せなことだなって。
ここのところの自分をみて、心底そう思ったわけで、つい引用してリツイートしてしまった。
♡253ものいいねをいただきました〜
なんでもそうだけど、本当のことってパワーあるよな。
嘘偽りのない、生身のこころがこれだった。
かくいうわたしは秘密が多い。人に言えないことが多い人生だと思う。
楽しいこともたくさんあったのだけれど、
「あなたの人生を簡潔に紹介してください」って言われたら、
けっこうセンセーショナルな出来事ばかりになってしまうことに最近気がついた。
真面目に生きてきたつもりでいたけど、振り返ってみたら「倫理観どうかしてるんじゃないの?」といわれてしまうこととか、「それって1/1000レベルくらいの確率でしか起きない出来事かもね」などと、言われてしまいそうなトピックスが多々ある。
スーさんのお友達のお話がどんな話だったかはわからないけれど、
そんな風に聞いてくれる人がいてスッキリすることを許してくれる人がいることは、きっと救いだったはず。それに、話さないとやってられなかったのかもしれないけど、もしかしたら話すこと自体に勇気がいることだったかもしれない。
ぐちゃぐちゃになりながら。。スーさんがなんて思うか不安になりながら。。ちゃんと話せるかわからないまま。。感情のままにぶつけるように話をしてしまわないか。。色々気をつけないと、、、
そんなことを思っていた、、かもしれない。
話せる人がいるって、人に話すことができるって、ほんとうにすごいことだと思う。
ともあれ、わたしは秘密が多い。
あれやこれやと心や頭に浮かんだことのほとんどを、外に出すことなくいつまでも浮遊させたまま今まで過ごしてきた。
そしたら、案の、定。
引用ツイートに記した通りの孤独が出来上がっておりました。
むかーし、小学生の時、仲良くしたいと言ってくれた女の子からこんなことを言われた。
「おかめ(偽名よ)って自分のこと話さないから不安になるよ」(今思い出してみると、小学生とは思えないハイレベルな気持ちの伝え方だな)
なんだ、小学生のころから出来上がっていたのか。
これまでの人生いろいろの紆余曲折を経て仕上がったのではなく、
小学生のときすでに秘密主義だったのか。と。
小学生のころは、
秘密にするつもりなんてさらさらなかった。
だけど、明るく、楽しく過ごすために言わない方がいいって決めたことはあった。
「言えない」「言いたくない」とか「聞いてもらえない」「言ってもどうにもならない」っていう思いとか、思い込みの積み重ねがいつの間にか『秘密主義私』をつくりあげてしまっていた。やだね、暗いねー
色々、その時々で事情や環境があると思うし、いつでもなんでも話せるわけじゃない。とは思う。
だけど、
話すことでお互いにあったかいものをあげて、もらうことができるんだと思う。
話すことで自分を知り、知ってもらうことができるんだと思う。
話すことで頼れる人がいること頼ってくれる人がいることに気づけるんだと思う。
人と繋がるってきっとそういうことなんだ。
話をすることってただ話すだけの行為じゃないんだ。
そんなわけで、ここでは私の秘密主義脱却のために、日々のこと、これまでのこと、人生トピックス、心の澱(暗いよ)などを大っぴらにしていきます。
素敵なことポジティブなこと正しいこと、いっさいないかもしれないです。誰かの人生をよりよくするような情報も言葉も持ち合わせておりません。ただただ、わたしのわたしによるわたしのためのわたし暴露noteとさせていただきます。
「秘密なんて、なきゃないだけいい。」
人に言えないことも、人に見せられないことも、人に知られたくないことも、なきゃないだけ、背中の上の方が軽くなると思う。
これからの人生、軽やかに軽快に明るく健やかに生きるために。
わたし暴露、スタートです。