パートナーの伴走者であること
8月18日(土)と19日(日)の2日間、今パートナーと2人でソーシャルビジネスのコンペの選考合宿に参加した。
この2日間は、今考えているビジネスの土台を作るために、主に経営者からリアルタイムでフィードバックを頂ける、とても貴重な時間だった。
この合宿前、自分は事前にどれだけ考えていても、ひっくり返されると思って、そこまで意識してプランを考えずにいた。
しかし、当然ながらそれは甘かった。
案の定、考えたプランはひっくり返され、ターゲットの選定からやりなおしということになった。
別にそれは構わない。そうなるのはわかっていたからだ。
何が甘かったかというと、僕がこのプランをやり遂げるためのスタンスの甘さだ。
ADHD傾向がある身として、周囲とのギャップに悩まされ、自分らしい振る舞い方がほんのつい最近までできなかった。
それが、心から信頼できるパートナーが現れ、彼が考えていることに一緒にやっていきたい。そう思って、1ヶ月半の時が過ぎた。今は、人生で一番精神が落ち着いている。
お互い、発達障害傾向がある身ではありながらも、お互いの強み弱みを補完し合える間柄ではあった。しかし、正直一緒にやり遂げるために、自分は具体的にどんなスタンスでやるべきかはっきりしていなかった。
それが、この2日間ではっきりと現れた。
この2日間、正直自分は何もできていない。プランの特性上、仕方がない部分もあった。それでも、できることがあったが、ぞれができなかった。
なぜ、そう感じたのか。まず、初日のほとんどの思考の時間が無駄になったことだ。この時間で考えたことをひっくり返されたこと自体を言ってるのではない。ひっくり返された理由だ。
それは、考えるべき順序をはっきりさせなかったことと、そこから来る思考の深化ができなかったことだ。
つまり、「今、何をやるべきか?」をはっきりとさせなかったことで、ゴールが見えず、頻繁に思考が右往左往してしまったのだ。
自分はそれを整理する力があった。
彼は最前線でプランを考え、自分は今何を考えるべきか整理し、何をどこまで考えるとゴールと言えるのか、彼に示すことができたはずだった。
もちろん、自分はビジネスの経験がないし、知識を少しかじっているだけ。今回メンターとして協力して頂いた方々の足元にもおよばない。
それでも、お互いのリソースを上手く分配できたはずだったのだ。しかし、それができなかった。
そのせいで、もっとパートナーのパフォーマンスを発揮させることができたはずだ。もっと、時間に余裕を持って、もっと質の高い成果を出せたはずだった。
一番それが現れたのが、ターゲットを想定することだ。どこまで具体的に表したらいいのかはっきりさせず、お互いプランの手段にばかり思考が移ってしまっていた。
それに気づいたのが深夜0時。そこから3時までもう一回考え直すことになった。
もし、余計なことを考えず、ちゃんとターゲットについて考える時間を設定できていたら、十分に睡眠が取れ、かつ具体的なプランの土台作りがもっと質の高いものになったかもしれない。
初日の時間が全てが無駄だったとは訳ではない、最終的に活かされた部分はたくさんある。それでも、もっと順序良く筋道を立てていたらと考えると、、
悔しいのだ。
もっとプランの質の高められたというのもあるが、何よりもそう感じたのが、
2日目の昼に、パートナーの涙を見たからだ。
今考えているプランは、パートナーの原体験から来ている。彼の大変な経験を、他の人にもさせたくないという思いからきている。
したがって、このプランを考える時間は、パートナーの過去と向き合う時間でもあった。
パートナーがなぜ涙を流してしまったのか、はっきりと理解することができないが、一つはっきりと感じることができたのは、
彼がそれだけ強い思いを持っているということ。そして、それが今まさに成就されつつあるということだ。
僕以外にも、すでに10人の仲間が集まっている。しかも、どれだけ貧相なプランを考えても、真剣に向き合ってくれるメンターの方々がいる。
それが改めて自分の壮絶な過去と向き合うことで、込み上がった来たものがあったと、僕は感じている。
だからこそ、今回何もできなかった自分が悔しい。
だからこそ、
「最後まで、彼の伴奏者であろう。」
と心に誓うことにした。
、、、
まぁ長々と思ったことを書いた訳だが、要は自分はまだまだポンコツということだ。
理由は明白。
大学卒業して、就職しないとやっているからだ。あるのは時間と若さ(体力)と人より思考力が高いことだけ。
「自分は何をやるべきか?」
を、はっきりろ突きつけられた時間になった。今まで漠然と考えていたが、やっぱり指針がないとうまく考えれない。
しかし、今回はっきりと見えた。
「パートナーの思いを実現する。」
そのために自分がやりたいことできること、そして必要であること。
それに自分のリソースを全投下する。
まだはっきりと具体は決まっていないが、
「パートナーの思いを実現する」
それを前提に、改めて自分の時間を過ごす。
以上!2日間疲れた!笑