原点にもどる。いざ車庫へ!
オカルルベースの活動拠点は小川原湖ふれあい村レストハウス。
10月いっぱいでセカンドシーズンを終える。そのタイミングで、活動拠点を移す予定だ。
その場所は我が家の車庫。
何故小川原湖ふれあい村をでて、車庫なのか。その理由について、書きたい。
そもそもの構想は車庫だった
最初から小川原湖ふれあい村で活動しようと思っていたのではない。東北町役場に相談ところ、小川原湖ふれあい村を紹介された。ただそれだけ。
元々活動拠点は車庫にしようと思っていた。
というか、オカルルベースの活動をはじめるきっかけ自体に車庫が関係している。到さんと出会ったことだ。
虎の穴珈琲との出会い
わだは元々、コーヒー屋さんやカフェを巡ることが好きで、友人とたまたま行ったのが青森市にある虎の穴珈琲。
そこは何と車庫を改装したお店。
ギリっと濃い珈琲が特徴。わだは特にアイスが好きで、オカルルベースのアイスコーヒーも虎の穴から卸している。
到さんをはじめとする個性的な面々に惹かれ。学校の教員をしているだけではまず出会えない自分らしさ全開の人々。
非常に興味深く、青森市に行くたびに入り浸る。ここで色んなことを考えさせられた(これはもう長くなるので割愛)。
オカルルベースの構想を持っていた和田は、この虎の穴珈琲のビジネススタイルから「車庫でここまでできるなら、我が家の車庫でもできるんじゃないか?」と思うようになった。
連れ合いからの大反対
連れ合いにこの構想を伝えたところ、大反対(そりゃそうだ)。金にもならん、車庫の改装を誰が許可しようか。
で、役場に絡みに行ってたら、あれよあれよと小川原湖ふれあい村レストハウスを借りて、オカルルベースがスタート。
この場所には大変お世話になった。
このハコで色んなことをやらせてもらった。本当に有難い。これからも、部分的に使用させてもらう予定だ。
今なぜ車庫?
なぜ今車庫に拠点をうつすのか。その理由のひとつが「固定費」だ(急にリアル)。
活動の持続を考えたときに、家賃が足を引っ張ると考えたからだ。収益性がほぼない(言ってて悲しい)我が団体では、先のことを考えると支出のスリム化を図る必要があった。
ふたつめは秘密(あえてここでは言いません。聞きたい方は直接わだまで)。
最後の理由は、連れ合いからの許可がおりたからだ。
この2年間の活動を、連れ合いなりに評価してくれていたようで、承諾してくれた(しぶしぶ)。でも、この活動は理解してくれる連れ合いがいるからできている。日頃からだが、改めて本当に感謝。
小さくはじめる
小さくはじめて、コツコツ続けて、少しずつ大きくしていく。
これが大事なのかなぁ、と思う。
元博報堂の大木さんの本。学校で講師をしてもらったご縁で購入。大木さん自身も地域活動してるひとだから、納得感あり。
「やりたい」というのは簡単。でも実際「行動にうつす」ひとは少ない。言うだけでやらないひとにはなりたくない。大きくはじめると持続が大変だし、何の実績も地盤もないひとがいきなり大きなことをするって難しい。というか、説得力がなくて、まわりがついてこないと思う。
だから、小さく行動をおこして、2年間続けた。
徐々に共感してくれるひとが増えて、活動の幅が広くなってきた。オカルルベースをはじめなければ関わることがなかったであろうひとともたくさん知り合えた。
例えオカルルベースが失敗(何を持って失敗かはあれだけど)したとしても、この過程で出会ったひとや学びが財産だから、少なくともマイナスではない(ポジティブすぎるか)。
東北町に来て3年とちょっと。まだ全力で東北町大好き!とは言えないけど、少しずつ東北町を中心とした上北地域への愛着は増している。
この車庫がどうなっていくのか。不安もあるけど、楽しみも大きい。
完成したら、改めて皆さんにお知らせしたい。遊びにきてね!