青森県l東北町lオカルルベースlわだ

県立高校の教員として総合的な探究の時間を担当するうちに、自らも結婚して移り住んだ東北町…

青森県l東北町lオカルルベースlわだ

県立高校の教員として総合的な探究の時間を担当するうちに、自らも結婚して移り住んだ東北町で任意団体を立ち上げ、プロジェクト活動をはじめました。こちらでは【オカルルベース】【東北町】【まちづくり】【教育】などを発信します。活動拠点▶小川原湖ふれあい村キャンプ場レストハウス

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なぜ教員がまちづくりをはじめたのか

青森県東北町でまちづくり団体「オカルルベース」を運営する「わだ」といいます。職業は県立高校の教員です。 わだ歴は約3年ほど。職場では旧姓「とおしま」を使っています。結婚して縁もゆかりも無い東北町に住むことになりました。 教員という仕事をしながら、なぜ東北町で「まちづくり」をはじめたのか、綴っていきます。 東北町ってなにがあるの?失礼を承知で書く。東北町出身在住の夫と結婚するまで、いや結婚して1年経っても東北町ってなにあるの?状態だった。 わだの生まれは平内町。青森県民

    • 原点にもどる。いざ車庫へ!

      オカルルベースの活動拠点は小川原湖ふれあい村レストハウス。 10月いっぱいでセカンドシーズンを終える。そのタイミングで、活動拠点を移す予定だ。 その場所は我が家の車庫。 何故小川原湖ふれあい村をでて、車庫なのか。その理由について、書きたい。 そもそもの構想は車庫だった 最初から小川原湖ふれあい村で活動しようと思っていたのではない。東北町役場に相談ところ、小川原湖ふれあい村を紹介された。ただそれだけ。 元々活動拠点は車庫にしようと思っていた。 というか、オカルルベー

      • 青森の県民性は【まじめ】

        どうも、青森県東北町でイベント等地域の場づくりを行っているオカルルベースのわだです。 先日、宮城県仙台市から講師をお招きして、WSを3回転。その際に講師から「青森の皆さんは真面目」とお言葉をいただいたので、本日は青森県民は真面目問題について書きたいと思います。 開始5分前に現れる青森県民WS開始の5-10分前、絶妙にいいタイミングで会場入りする参加者の皆さん。 致し方ない理由で遅れた方もいるが、皆事前連絡あり。 WS開始20分前、わだは車に荷物を取りに駐車場へ。すると

        • 実家アドバンテージの責任

          本日お盆、家族や親族でお墓参り。母方の実家でお墓参り。母の実家(本家)の近くにお墓があり、母と母の妹の家族が集まった。 家族やその在り方について、改めて考えた。 実家アドバンテージ実家アドバンテージとは、実家から受ける恩恵、優位性のことを言う(わだが勝手に呼んでいる)。 家賃、水道、光熱費、土地などを含む財産、家業(自営)による収入や人脈などがこのアドバンテージに含まれている。 持っている人もいれば持っていない人もいる。 欲しい人もいればいらない人もいる。 実家の農

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          「日本人はお金は盗まないが、時間は平気で盗む」の名言に納得感しかない

          最近知った名言に「日本人はお金は盗まないが、時間は平気で盗む」(ピータードラッガー)がある。これは本当に日本人の時間感覚を捉えていると思う。 わだは時間泥棒が大嫌い(個人的な感情ですいません(笑))で、時間の重みをここ数年ひしひし感じている。今日はこの時間泥棒についてわだの考えていることを書く。 学校現場での時間泥棒まず、わだの業界であるあるなのが先生による時間泥棒。チャイムが過ぎても授業を続けようとしたり、部活の終了時刻を12:00としていたのに、平気で13:00とかに

          「日本人はお金は盗まないが、時間は平気で盗む」の名言に納得感しかない

          ローカルをあそび尽くす【小川原湖源流】

          今日は我が町東北町にある「小川原湖」の源流を見学すべく七戸町へ。 「高瀬川」から流れてきた水が「小川原湖」になっている。小川原湖は東北町だが、その源流は七戸町と何ともややこしい。 今日は、小川原湖の源流を見学し、その流れで八幡岳を登山した。小川原湖の恵を受けて生活している東北町民として、見ておきたかった。また、今後ツアー化を検討していたため、その下見も含む。 以前こちらに来た事のある、鶴ケ崎さんにガイドいただき、田中さんと和田のオカルル3人衆で行ってみた。 これも青森

          ローカルをあそび尽くす【小川原湖源流】

          オカルルベースの由来

          たまに「オカルトベース」と読み間違えられる「オカルルベース」のわだです。 決して怪談を語ったりするような怪しい団体ではなく、青森県東北町で社会教育やコミュニティづくりに励む団体です。 この「オカルル」という聞きなれない謎の言葉について、ご質問を頂くことも多いので、今回はその名前の謎についてお話します。 東北町とは?オカルルベースの名前の由来を話す前に、まちの概要を簡単に。 東北町とは、青森県上北郡にある小川原湖の恵みや酪農、根菜類を中心とした農作物がとれる、自然豊かな

          ¥300

          国語力は全ての学習の基礎ってはなし

          3月、卒業式が終わったと思ったら、すぐ高校入試。息つくまもない。 昨日と今日は高校入試の採点日だった。採点しながら、わだが思ったことを書く。 国語力がないと数学もできないわだが今年採点したのは国語以外だ。国語でなない教科を採点して感じたことは、「質問と解答が合っていない」ことが割とあるということ。 つまり、問題そのものが解けないとか間違ったというよりは、そもそも質問の意図や何を質問している内容が読み取れていないと感じた。 まず質問がきちんと読み取れなければ、当たり前だ

          国語力は全ての学習の基礎ってはなし

          子どもたちの心のエンジンを駆動させる

          先日三菱みらい育成財団の採択を受けた学校が参加できる地域別交流会(北海道・東北)に参加するため、宮城県に行ってきた。 わだの勤務する学校では、「総合的な探究の時間」という学習に力を入れており、三菱みらい育成財団からの助成を受け、さまざまなプログラムを実施している。 三菱みらい育成財団では「心のエンジンを駆動させる」という言葉がよく使われているが、これを生徒の心が動き、学習に主体的に取り組みだす、というようにわだは解釈している。 この交流会でわだが面白いと思った教育手法な

          子どもたちの心のエンジンを駆動させる

          旧姓で働くわけ

          わだの職業は「教育公務員」だ。教育公務員歴は12年。わだ歴は3年。とおしま歴は31年。 東北町では「わださん」で通っているが、職場では「とおしま先生」。なぜ「わだ先生」にならないのかを書いてみる。 「旧姓使用」という制度 結婚後も仕事上で旧姓が使用できるという制度があることは、知っていた。大体年度途中に結婚したりすると、年度末までこの「旧姓使用」したりする人はいる。この制度を利用している人を直接見たことがないが、ごく稀に存在するらしい。 和田もこの旧姓使用の制度を使い、

          ローカルの魅力【東北町】

          「ふるさと自慢わがまちCM大賞」という企画が年1である。わだの出身平内町では、過去に「ひらない町」と「しらない町」をかけたなんとも自虐的なCMで大賞を受賞している。 が、「しらない町」は「ひらない町」に限らない。 前々回記事において▽ で、東北町って何があるの?的なことを書いた。これは住み始めて1年経った頃に感じたこと。 この記事だけ読むと、東北町ディスで終わっているように思われるだろう。だがしかし、わだは東北町の魅力を発掘すべく、自分の脚で調査した。どうせ住むなら好

          海猫カフェ「はたらくための自己分析」

          海猫ふれんず主催の「海猫カフェ」に参加。全4回のうちの2回参加できた。ゲストの経験から、自分の人生を考えるイベントだ。 20代のかわいい女子たちが、地域を盛り上げたいと考えて行動している姿が尊く、八戸の未来は明るいと感じた。この彼女たちの本気に地域の大人(おじちゃんおばちゃん)たちが応えていかなきゃいけないと思う。他人事にするんじゃなくて、大人が本気になって学び、行動していく必要がある。 海猫カフェで感じたことと、「自己分析」について書きたいと思う。 小笠原咲絵さん

          海猫カフェ「はたらくための自己分析」