ローカルの魅力【東北町】
「ふるさと自慢わがまちCM大賞」という企画が年1である。わだの出身平内町では、過去に「ひらない町」と「しらない町」をかけたなんとも自虐的なCMで大賞を受賞している。
が、「しらない町」は「ひらない町」に限らない。
前々回記事において▽
で、東北町って何があるの?的なことを書いた。これは住み始めて1年経った頃に感じたこと。
この記事だけ読むと、東北町ディスで終わっているように思われるだろう。だがしかし、わだは東北町の魅力を発掘すべく、自分の脚で調査した。どうせ住むなら好きになりたい。その結果と感想として、
東北町めっちゃ資源ある!ポテンシャル高い!!
逆になんでこんなにPRできて(知られて)ないの?!!
と思うようになった。
東北町のイメージマップ
わだは基本メモ魔なので、調査の中で知ったり気づいたりした東北町のイメージをマップ化してみた。
他にも、最近できた上北と乙供の希望の星(それぞれの地区に素敵なおカフェができました)もあるが、ベーシックはこんな感じかと。こうして思うのは、他のまちとの被る(野菜)部分はあるものの、あるものの掛け算でオリジナルになったり、経営的な面を工夫する(パッケージや販売先などの戦略)だけでも面白いことできるんじゃないかと妄想する。
この東北町の魅力については、もう少しきちんと調査してから具体的に記事にしたりしていきたいと思う。
資源を活かすまちの経営
少子化で税収が減ることが目に見えている今、ある資源を活かしていくなど、資源(建物や施設、東北町産品)を活かす+維持管理を考えていかなければならないと思う。目先だけでなく、50年後100年後を見越したまちの経営をしていかないと若い世代の負担になる(町長みたいな目線ですいません)。そして若者が残りたくなるまちにしていかなくてはいけない。
旦那とお別れしない限り、東北町に永住する可能性の方が高いわだにとって、切実にどうにかしたい問題だ。そして、これを行政に任せるだけでなく、町民も考え行動しなくてはいけないし、その逆もしかり。お金払って委託して終わり、じゃなく行政も伴走するなど協働が必要と思う。
資源は「ひと」変化に強い町民性
東北町に住んで、オカルルベースをはじめて、思うこととして、東北町の資産は「ひと」であるということだ。
正直、公務員にもかかわらず、結婚して住み始めた他所のまちで、好き勝手に活動しているわだはド変態と思われてもおかしくないと思っている。だがしかし、東北町のひとはそれを受容し協力してくれるひとが多い(まぁ反対派も一定数いるとは思うが)。役場に企画を持っていったときも、正直そんな真剣に取り合ってもらえるとは思っておらず、「なんかいい制度あったら教えてもらいたいな~」くらいで行ったが、その相談からあれよあれよと数か月でオカルルベースをスタートするに至った。
東北町民のこの適応力の高さは本当にすごいと思う。開拓の歴史もあるからか、そういう変化とか新たなものへの抵抗感もないのかも。
あと最近東北中学校が全国表彰されたことも話題。賞に入ることが大事なわけではないけど、頑張りや取り組みが評価されるのは嬉しい。教育はまちの未来にも関わる。オカルルベースでも、社会と繋がる教育の場を提供できるように頑張りたい。
旗振り役の高齢化は気になるところ
書いていてふと思ったが、東北町の次世代エースはいるのだろうか。わだの知る限り、わかさぎPR大使は「えび蔵」のマスターだし、しらうおPR大使は「和幸」のマスター(分かりやすいように大使と命名しましたがこの称号は存在しません)。旗振り役がいる間はいいけど、そのあとが心配。わだが知らないだけならいいけど…。
課題はのびしろ
課題があるってことは、もっとよくなる余白がたくさんあるってこと。ここ1年で旧東北エリアと旧上北エリアにカフェがそれぞれ1つオープンしたが、これもカフェがない(余白がある)からチャンスとも考えられる。ないことがチャンスになる、と思って東北町のいいところをもっと町内や町外に知ってもらう機会を創出したい。
ないと思えばないし、あると思えばある。自分の住んでるところがどんなまちであってほしいか、そのために自分にはなにができるか。今がふんばりどころな気がする。
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