実家アドバンテージの責任
本日お盆、家族や親族でお墓参り。母方の実家でお墓参り。母の実家(本家)の近くにお墓があり、母と母の妹の家族が集まった。
家族やその在り方について、改めて考えた。
実家アドバンテージ
実家アドバンテージとは、実家から受ける恩恵、優位性のことを言う(わだが勝手に呼んでいる)。
家賃、水道、光熱費、土地などを含む財産、家業(自営)による収入や人脈などがこのアドバンテージに含まれている。
持っている人もいれば持っていない人もいる。
欲しい人もいればいらない人もいる。
実家の農家継ぎたくないとか、実家に入りたくないっていうひともいるし、それ自体は全く問題ない。問題は恩恵を受けながら、無責任に過ごす人がいることだ。
実家から恩恵を受ける責任
社会人になって、実家からの恩恵を先祖が代々作り上げてきた資産(お金、家、土地、事業)を使っているのであれば、それを維持・拡大するのが責任だと思う。
実家を出て、独立しているならともかく。
そして、基本的に現状維持は衰退なので、現状を維持しようとすれば自ずとアクションをおこしていかなければいけなくなる。その責任と覚悟がないひとが少なくない気がする。
母の実家には、わだの従兄弟3人(みんな30-40歳のお年頃)が住んでいる。
・介護施設に入った両親の衣類の洗濯など、最低限の面倒もみない。
・家はゴミ屋敷になり、屋根が落ちている部分もある。草や木が生い茂り、家を覆っている。
↑わだの実父が1か月片付けに行っているが、未だに片付かない。
↑わだの実父が片付けていても、誰1人お礼も手伝いもしない。(実際父が勝手にお節介してる部分もあるからあれだけど)
今日のお墓参りには、3人中2人は不在だった。おそらく都合が悪いのだろう。1人は平気な顔をして、自宅にいた。
荒れ放題で、埃まみれの仏壇をみんなで片付けていても、従兄弟は、その場につったって何もしない。さすがに、わだも従兄弟に怒る。
親戚とは言えど、他人の家に口を挟む気もなかったが、これはさすがにひどい。
先祖が築き上げてきたものを自分たちの無責任で壊す。
母の実家は大きい農家で、昔はガソリンスタンドも経営したり、カラーテレビが出はじめた頃は、近所のひとがみんな集まってきてテレビを観たりしていたとか。実際、家の元々のつくりは立派だ。今は廃墟と化している。
古臭い慣習
別に、長男か誰かが家を継ぐべきとか、古い慣習を続けろという意味じゃない。
今の時代、自由で個人が尊重されるようになった。これはとてもいいことだ。
しかし、その家の財産を使うなら、責任と覚悟を持ってほしい。ありのまま、そのままと無責任は違うと思う。
その履き違えが、この自由で尊重される社会でおこっている気がしてならない。
と、このお盆で改めて考えた。自分のケツは自分で拭けるおとなでありたいし、みんなそうであってほしいり
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