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人様の人生を垣間見ることはとてもためになる

読売新聞をとっているのですが
朝新聞を読むときにいの一番に読む記事が
「人生案内」です。

人生案内は、読売新聞の名物コーナーです。読者から寄せられた悩みや相談に回答者が答える形で、1914年(大正3年)5月2日に「身の上相談」という名前でスタートしました。100年以上にわたり読者の悩みに寄り添っています。
 夫婦関係、介護や子育て、仕事、恋愛、生きる意味……。さまざまな相談に、弁護士や医師、作家ら第一線で活躍する回答者が真剣に、時にはユーモアも交えて回答しています。

読売新聞オンライン 「人生案内とは」より引用

実に様々な悩みがありますが
悩みの大半が人間関係で
人間関係を円滑にすることがいかに難しいかを
考えさせられます。

他、相談者自身のこと(性格や考え方など)の相談内容もあり
「わかる!」
と相談者に共感したり
「それくらい自分でどうにかしたらええやん」
というような相談内容もあります。

また、その相談に回答する有識者も多種多様で
様々な分野の方が回答しています。

有識者方の回答も
「そうだよなぁ~」
と納得できるものもあれば
「なんかちょっと違うなぁ~」
というものもあり
自分の価値観や考え方を改めて考えさせてくれます。

タイトルで端的に内容が分かるので
「noteを書く技術として使えるのでは?」
という発見もあったりします。

最近気になった相談は

  • 口コミに過剰反応してしまう

  • 20代から成長せず恥ずかしい

  • 家族に話しかけない夫

  • ひいきチーム どこも負ける 

  • 嫌いな義父母 葬儀もイヤ

など

特に印象に残っているのは
・母の料理が好きではない
の相談内容。


相談者:30代無職
仕事をしていたときに母親がご飯を用意してくれて助かっていたが
全体的に茶色の料理ばかりで気に入らなかった
→せっかく作ってくれているので母には言えなかった

今は母から月3万円もらい、相談者が毎晩料理を作っている
家事や掃除もしている
貯金が減ってきたのでまた仕事を探しているが
働き始めたらまた母の茶色いご飯を食べることになるので憂鬱

頭では子育てや家事をしながら働く女性がいるし
相談者自身が働きながらご飯を作れば解決することは分かっている
でも母に甘えてしまう


??
「母に甘えてしまう」?

最後の部分、矛盾してない?
お母さんの料理がイヤなのになんで
「自分が働くとお母さんの料理を食べないといけない」
という考えになるのか

今はお母さんから月3万円もらっているから家事をしている
イコール
お金がもらえなかったら家事はしない

ってこと?

10代や20代ならまだなんとか…
って、30代⁈

驚いて、朝から
「ええっ⁈😲」
と声出ちゃいました。

この相談者としては真剣な相談なのでしょうが
相談者を自分の立場として考えたら

・母親のご飯がイヤなら自分の分は作る、もしくは外で済ませる
・仮に自分で作るにしても母親からお金はもらわない
・なんとかお金を稼いで家を出て自立する

という方法を考えるかな~
と想像しました。

今お母さんと住んでいるということは
おそらく独身であるだろうと推測しますが
自分が30代の時に独身だったとして
同じような境遇だったら
こんな風に考えるのかな?
なんてことも想像してみました。

朝から相談者の人生の一遍に触れて
いろいろと考えられる時間が
気に入っています。

こうやってツッコミたくなる相談もあれば

ひいきチーム どこも負ける

相談者:30代会社員女性

「応援しているチームが弱いのです。最近は、私が応援しているから、負けるのではないかと思っています。」

みたいなおもしろ(失礼)相談もあるので
毎日「人生案内」の記事が楽しみで仕方ありません。

ちなみに「人生案内」は読売新聞オンラインサイト
で会員登録をしたら有識者の回答まですべて読むことができますので
ご興味のある方はぜひご覧ください!

読売新聞オンラインサイトはこちら

そしてしみじみと
人間がこの世に生きている限り、人間関係の悩みは尽きないのだなと
実感します(当たり前)。

「人の人生を垣間見る」という意味では
この「note」も充分当てはまると思っていて
空いた時間にいろいろな方の記事を読ませていただいてます。

noteは特に書き手のカラーがしっかり出ているので
どの記事もとても読みごたえがありますね。

「人生案内」だけではなく、今は「note」にも
どっぷりとハマっております。

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