#67 心の不調のサインを見逃すな!
パニック障害で仕事を辞めて、一年半の療養を経て2023年5月に社会復帰をしました。パニック障害と付き合いながら社会生活をおくる40代おひとりさま女性の記録です。
今回は、ここ一週間ほど私が抱える「心の不調のサイン」について。
自分自身で状況を整理する、今後の対策も含め、備忘録も兼ねて緊急投稿です。
少し長めなので、まとめにあたる「心の不調の前にできること」だけでもお読みいただけると幸いです。
症状には波がある
社会復帰をして9か月が経ちますが、いま現在も体調には波があります。
これは完全になくすことはできません。
うまくつきあいながら生活していく必要があります。
わたしの9ヵ月間のケースはこんな感じです。
社会復帰初期
肉体的な疲労や規則正しいリズムで生活することに心身が追い付かず、
・仕事に行く気力がない
・体がいうことを聞かない(仕事に行く気持ちはある)
みたいなことはしょっちゅうでした。
心の不調はあったかもしれませんが、それを上回るほどの肉体疲労。
日々の張り詰めた緊張も肉体疲労としてサインを出していたのかもしれません。
最近はどうでしょう?
初期のようなことはなくなりましたが、急にやる気が失せる「電池切れ」状態が起こることがあります。
「急に」と表現しましたが、実はこれにも「不調のサイン」はあるのです。
目の前の仕事を覚えることに必死でサインを見逃していたんです。
社会復帰ができても好調不調の波は続きますしその症状も様々です。
わたし一人でも波がある事実は変わらなくても、9か月前と今ではその中身(症状)は異なります。
ここ一週間の不調とは
では、本題のここ一週間の不調についてお話します。実は肉体的な不調ややる気が起きないといった症状ではないのです。
①夜中に何度も目が覚める
かといって眠りが浅いという感覚はいまのところ体感はありません。
②ことがスムーズに進む
良いことじゃん!て思いますよね。実は個人的にはこれが危ないのです。
③ケアレスミスが目立つ
仕事は早く進んでいるけれど、後になってちょっとしたミスに気が付きます。致命的なミスではないのが厄介。
④テンションが高い
これは双極性障害にみられる症状のひとつですが、私は単にテンションが高いだけと思っています。(双極性の入口なら怖いけど・・・)
基本的に日常生活で「ひと笑いとりたい」性分なので、ちょっと口が滑ってやりすぎちゃうことがあります。このやりすぎ感があがると危ない!って思います。
これ、見た目だけじゃ不調とは思いませんよね。
ただ私にとっては不調の始まりなんです。
頂上に向けて登っているところ
ここ一週間の不調をジェットコースターで例えると、頂上に向けて登っているところなんです。
これに気付かなければ、頂上に到達すれば一気に落ちていきます。
それが私が言うところの「電池切れ」状態です。
電池切れになると心身ともに通常に戻すにはそれなりの時間がかかります。
迷惑をかけたことで更に落ち込むんですよね。
いちばん下っ端が先輩に余計な仕事をさせたと責任を感じます。
こういう性格が精神疾患になりやすい特徴のひとつですが、そう簡単に性格は変わりません。
だからこそ、早期発見・早期対処が必要なのです。
そのためには「心の不調」のサインを経験から知っておくことが重要だと感じます。
心の不調になる前にできること
まとめになりますが、不調のサインは必ず出ます。私は専門家ではありませんが、経験値として言い切ってもいいかもしれません。
だた人によって不調のサインは様々ですし、同じ人でも生活環境や時期でサインが変わるということも今回確認することができました。
これ、落ちる前かも。
この気づきが本当に大切です。
気づけたことで不調を少しでも抑えることができますし、先手をとって有給休暇を使って仕事から離れて休息することも可能です。
私は前回まで仕事覚えることに必死でサインを見逃し仕事でご迷惑をおかけしてしまいましたが、今回は自分でそのサインに気が付くことに成功しました!
これは病気と共に生活をすることにおいて大きな意味を持ちます。
仕事の日程がしんどそうなら有給休暇をいただこうと考えましたが、偶然そこまでの状況ではなかったのと、会社都合で急きょ休みが1日増えたので、得した気分になって気持ちが「アゲ」になりましたww
週末にゆっくり休息をとることで解消できそうです。
最初は失敗する確率が高いと思います。
それでも失敗体験を積み重ねることで傾向をつかみ、いずれ早期発見ができるようになると成功体験として記憶され、心身のバランスを取りやすくなるのではないでしょうか。
残念ながら精神疾患経験者は患う前の状態には完全に戻れません。
うまく付き合って、症状を最小限に抑えて生活していくことに注力していくことが大切だなと自分にも言い聞かせてこれからも過ごしていきたいと思います。
今回はここまで!最後までお読みいただきありがとうございました!!!