就職活動の個人的総括
就職活動を通して、色々と学ぶことも考えることも多かったのでまとめておこうと思います。
まず、就職活動する上で私が悩んでいたことは主に3つありました。
①やりたいことがない
②地方国立理系の学部という学歴コンプレックス③地方に住んでるので、交通費やらのお金の問題
1番悩んだのは、"やりたいことがない"ということ。
漠然と、人の生活を支えるようなモノづくりに携わりたいなぁとは考えてはいました。
でもそれは多くのメーカーに当てはまることだし、具体的なビジョンみたいなものはなくて。
大学で化学を専攻していて、毎日朝から晩まで実験の日々ですが、それを仕事にしたいとは正直思えなくて。
なので、私は入りやすそうな企業や募集の多い職種に焦点を絞ることにしました。
企業としては、BtoCではなくBtoBをみてました。これは、知名度のあるBtoCはやはり競争が激しいから。
そして、職種としてはSEと技術職を見てした。文系SEという言葉もあるように、ITエンジニアはおそらく人手不足な状況で、募集も多い。技術職では、院卒がメインの研究職ではなく、学卒でも内定が貰いやすい開発や生産技術職を考えていました。
とまぁ、やりたいことより世の中に多く需要があることや、内定の貰いやすさみたいな見方で就活をしていました笑
本来ならば自己分析をして、自分のやりたいこと、出来ることを明確にして就活すべきなのかもしれませんが、私にはこのやり方が合ってました。
学歴コンプレックスに関しては、超大手企業以外ではそんなに気にすることないのかなぁと思いました。
あくまで"理系"はですが。
やはり、学卒とはいえ理系というアドバンテージの大きさを感じました。
四季報を見てても思ったのですか、文系職(営業や事務)よりも圧倒的に理系職(技術職)の方が倍率も低く競争が緩いです。
これは単に、理系の方が少なく、需要もあるからだと思います。
お金の問題に関しても、交通費を出してくれる企業は割と多かったです。
私は実家が埼玉にあったので、面接日程をまとめることで交通費を節約していました。
東京や埼玉に住んでいて泊めてくれる友人がいれば、だいぶ節約することができると思います。
あと、私はスーツもカバンも一切買わずお下がりの姉のリクルートスーツを着ていました。
数ヶ月の就活のために買うのは馬鹿らしいなと思っていたので、都合良かったです。
なのでトータルでもそこまでお金はかかっていないのではないかと思います。
そもそもそんなに多くの企業を受けなかったのもありますが。
なんだかんだで就職活動をぬるっと終えまして、これで良かったのか不安に思うこともあります。
でもまあ、今のご時世、終身雇用もなかなか厳しいですし、転職も当たり前ですし、新卒で大手に入らなきゃなんて、そんなに気を張って追い詰められることでもないのかなぁと
就職活動は絶対的な正解も不正解もないからこそ、不安を感じて悩むんだと思います。
私にとっては仕事はお金のためで、生活の大部分を占めますが、人生においてはごく一部にしか過ぎないという考え。
就職活動で1番の収穫は、自分の人生を見つめ直すことが出来たことですね。
今までのこともこれからのことも、自分にとって何が大切なのかも、考えることが出来ました。
厳しい現実が突きつけられる就職活動ですが、肩の力抜いて気楽に。
人生なんてものは、自分の手の中にあるもので、そこまで深刻になる必要はないと思います。就職活動が上手くいこうがいくまいがそれは大した差ではない。
そんな風に考えてやってました。
自分の考えを明確にすることが何より重要なんだと思います。就職活動に限った話ではないですが。