799 終活ビジネスの短期・中期・長期計画の構想覚書。
昨日の続きです。
終活支援に配慮した政策を実現するために、私どもが協力できる企画を短期・中期・長期に分けて計画を立てました。それぞれのフェーズで実行すべき具体的な施策は以下のようになります。
1. 短期計画（1〜2年）
基盤整備と社会啓発を優先。具体的にはこの中部圏のみならず、関西・関東圏での仕事の地盤を完成させることでしょう。それぞれの地域で終活パワーチームを立ち上げる。
政策施策
啓発キャンペーンと情報提供
終活の重要性を広めるため、お寺や地方自治体、介護施設などでの終活セミナーや相談会を開催。
遺言書作成（および周辺の終活案件）を支援する情報提供（公式サイト）の開設。
「墓じまい」支援と相談窓口の開設
墓じまいや仏壇処分に関する地域相談窓口を自治体と連携。
永代供養墓や樹木葬、郵送納骨を利用できる情報提供（公式サイト）を開設。
介護施設との連携
介護系の終活セミナーの定期開催。
介護情報を地域・社会に知らしめる情報提供（公式サイト）の開設。
2. 中期計画（3〜5年）
制度の見直しや、新たな終活関連サービスを普及させ、社会全体への浸透を図ります。
政策施策
「実家じまい」（空き家対策）の推進
空き家売却支援やリノベーション支援に繋がる情報提供（公式サイト）の充実。
空き家を活用したシェアハウスや地域施設への再利用促進に繋がる情報提供。
終活ビジネスの支援と育成
補助金制度を活用した終活ビジネス起業者向けのビジネスモデルを整備。
終活専門家やコンサルタントの資格制度の確立。サービスの質を向上へ。
家族と地域をつなぐネットワーク構築
地域密着の「終活コミュニティ」を形成し、お寺、自治体、福祉団体との連携を強化。
おひとりさま（高齢者）の孤立防止を目指し、地域のサポートグループを開設。
3. 長期計画（6〜10年）
終活支援を社会全体に根付かせ、持続可能な仕組みを作る。
政策施策
持続可能な社会福祉制度の構築
高齢者が活躍できる社会を目指し、リスキリングや再就職支援の企画を強化。（介護業界への提言）
地域社会の持続的な発展
地域資源（寺院）の活用をさらに促進し、終活セミナー＋観光事業を組み合わせた新事業を創出。
地方創生と終活支援（地域貢献・社会貢献）を組み合わせ、過疎地域の活性化を。
国民意識の醸成
終活を若い世代にも広げ、家族全体の意識変革を促す教育プログラムを導入。各地の大学、高校への仕掛けを。
あくまでも構想の行を出ませんが、終活を支える社会基盤を整備していくことが私たちの使命になります。まずは現場の課題解決を最優先にし、中期的には新しい終活ビジネスや地域コミュニティの形成を進め、長期的には社会全体に終活を根付かせることで、家族や地域、次世代を含めた安心できる社会を実現することが目標です。
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