
簡単きものを二部式にしました。
本で紹介されていた二部式きもの
少し前に、ぶらっと古本屋さんに行ったのです。
仕事が早く終わったのだったかな。
そこで「きものであそぼ」という本を買いました。
その中で紹介されていたのが、きものを二部式にして着るというアイデア。
着付けが簡単で、着崩れもしないそうです。
二年前にきもの練習を始めた頃は、普通に着られるようになりたかったので、あまり二部式には興味がなかったのです。
でも、対丈きものや簡単きものなどを体験した今、二部式も着てみたくなりました。
この本には二部式へのリメイクのやり方も載っているので、自分の簡単きものを二部式にしてみることにしました。
これもチャレンジ、お試しです。
勇気をもって、カットする。
今回は自分で作ったものだからわりと気軽にできますが、きものをカットするのって勇気が要ります。
しかし今回は思い切ってぶった切ってみました。
左側を3センチほど長く、斜めにカットするのがポイントだそうです。
斜めですが、こうしないと着たときにおはしょりがまっすぐにならないのだとか。

上着のほうは、折ってくけます。
この「くける」という縫い方、だいぶ上達してきました。
表から糸が見えないし、縫うスピードも早くなってきました。

スカートになるほうはそのままだと短いので、布を足します。
この布は、座布団カバーを作ったときの余りです。
なかなか出番がなかったのですが、今回活用できました。

本来は、上着もスカートも紐をつけるのですが、私はつけませんでした。
それぞれ腰紐を締めて着ています。
スカートのほうは、あまり裾を長く着ると上着から足し布が見えてしまいました。
くるぶし丈くらいで着るようにしています。

帯は手ぬぐい帯にしました。
簡単きものは木綿のカット生地が元なので、おなじ綿の手ぬぐい帯が似合います。
帯の位置は低いほうが私は楽なのですが、普通のきものにくらべて確かに崩れにくいかも。

ほんとうに崩れにくかった
もともとこの簡単きものは寝間着としても着ていたので、二部式にした日も着て寝てみました。
ほんとうに着崩れしにくいです!
朝起きた時、スカートはさすがにめくれたりしていましたが、立ち上がって直してみると、ほとんど寝る前のままでした。
二部式の安定感、すごいな。
カラダがシャンとする感覚も、ちゃんとあります。
これは腰骨の位置に紐を締めるのがポイントなのかも。
ウエストに締めてしまうと変わっちゃう可能性があります。
今回は簡単きものからのリメイクだったけど、本物のきものでも試してみたくなりました。
どうしても上手に着られない、リサイクルのポリエステル着物とかで作ったら、キレイに着られるようになるでしょうか。