じぶんの部屋ができた
本の整理から始まった
我が家には「本部屋」がありました。
家族全員の本を収納している部屋でした。
マンガや小説がほとんどですが、6畳の部屋の壁面全部に本棚を置いていました。
1月、成人の日の3連休に、その部屋の本を整理することになり、家族で読まない本を束ねる作業をしました。
ものすごい量の本を手放すことになり、一部は人に差し上げましたが、大半は資源回収と古本屋さんに引き取ってもらいました。
とっておく本は別の部屋に移動したので、「本部屋」は空き部屋になるのですが、その部屋を私が使ってもいいことになったのです。
それまでは私の個室というのはなくて、娘と二人の寝室と、台所の隅にある机周りが私のスペースでした。
今回、そのスペースを引き払って、「本部屋」の跡地に引っ越すことにしたのです。
モノの多さにびっくり
当初、「本部屋」の本が片付いたのだから、そのあとに自分の私物を移動すれば、模様替えは終わるだろうと軽く考えていました。
それは大間違いだったのです。
「本部屋」には、本以外にもモノがたくさんありました。
まず、空いた本棚がたくさん。
それから、子どもの学習机。
学習机は上にも下にもモノが置かれ、引き出しもいっぱいです。
おおきなクッションに座椅子、ぬいぐるみ達は、床に置かれています。
本棚自体は空いたけど、その上に部活のメダルやら、学校時代の作品やら、いろいろ飾ってある。
さらに、工具類とか、文房具とか、細々したモノたち。
本以外のモノも整理しなければ、部屋が空かないのでした。
いつしか家中の模様替えに
家族全員がそろっている連休中になんとか、と頑張ってモノの整理をしたものの終わらず。
平日にも少しずつ要らないものを抜き出していきました。
この時点で夫と娘の片付けスイッチが入ったようで、それぞれの私物の整理と、他の部屋の片付けも始めてしまいました。
家中の不用品を発掘すると、出るわ出るわ。
燃やせるゴミに出したものは、連休明けに7袋、次の週も9袋かな、ありました。
その後も少しずつ出しているので、トータルでは20袋くらいありそうです。
燃やせないゴミも3袋くらいあり、これは2月の収集日を待っています。
本棚と学習机は粗大ゴミか? と思っていたのですが、再利用できるのでは、という話になり。
結局、実家に4つ引き取ってもらった他は、他の部屋で使っています。
そして学習机は二人の寝室から娘の個室となる部屋へ。
さらに茶の間と台所の家具も移動し、そのスペースを掃除して、モノをしまい直し…
2月最初の3連休の時点で、まだ終わっていません。
終わらないような終わりそうな
だいぶすっきりしたとはいえ、まだまだ完成していない我が家の模様替え。
モノはかなり減りましたが、使わないだろうと分かっていても手放せないモノもあります。
私の新しい部屋も、誰のものとも決められないような、「手放せないモノ」がやってきたりして、始めにイメージしていたよりもモノの多い部屋になっています。
茶の間と台所は、ついこないだまで居るだけでイライラしてくるような散らかった場所でしたが、2月の3連休でようやく片付き始めました。
捨てる捨てないの価値観は、家族同士でも違うという話はよく聞きます。
それは本当にそうだったし、手放し方もそれぞれ考えが違いました。
ゴミに出したい人とリサイクルショップに売りたい人で、意見が割れて揉めたりとか…
捨てるかどうかで揉めたりとか…
そういうときは気持ちよく過ごすための模様替えのはずなのに、ストレスがすごかったです。
そういうゴタゴタをひとまず乗り越えて、私の新しい部屋が一応できました。
まだ完成ではないけれど、じぶんの部屋があるというのは落ち着きますねえ。
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