手ぬぐいの帯
短い手ぬぐい帯(洋服用)
初めて手ぬぐい帯を作ったのは、きものを着るようになる前のことでした。
男性用の帯を骨盤に締めるとカラダに良い、と聞いて、マネしてみたくなったのが始まりです。
草履や巻きスカートを始めた頃と時期がかぶるかもしれません。
すでに昔の服装とカラダというところに興味があったのですね。
もともと手ぬぐいが好きで、テニスのときにタオル代わりに使ったり、ふんどしやブラを縫う生地として活用していました。
帯を締めてみたいと思ったときにも、ふんどし用にとストックしていた手ぬぐいを使って縫うことにしました。
帯の長さも調べないで、適当に手ぬぐい2本半をつなげたくらいの長さにしました。
きものを着るようになって、この長さでは短いのだと知りましたが、このときは洋服の下に締めるつもりだったので、腰紐くらいの長さのこの帯は結果的にちょうどよかったです。
長い手ぬぐい帯(きもの用)
きもの練習を始めた当時は、帯結びが難しかったです。
今でもうまくいくときといかないときがありますが、最初のころは結び方も知らないので大変です。
本を見ながら、動画を見ながら結んでみるけど、ぐちゃぐちゃになってしまったり。
とにかく着てみたかったので、なるべく簡単な方法を探していました。
その時に知ったのが、「ファブリック帯」でした。
ファブリック帯というのは、大竹恵理子さんという方が考案した、芯のない帯だそうで、結び方・作り方の書籍も出ています。
「3分で結べます」という言葉にひかれて、まずはカット生地で手作り。
面白くて何本か作った中に、手ぬぐいで作った帯もありました。
手ぬぐいのいいところは、端の始末が要らないことですね。
100均手ぬぐいは、四辺が三つ折りになっていて、つなぎ目は少しゴロゴロしますが、自宅で着るぶんには気になりません。
星空柄の紺色の帯と、ピンクの花がらの白い帯を作りました。
手ぬぐいは薄いので夏向きかもしれません。
浴衣や簡単きものに合うと思います。
今年になって、半幅の手ぬぐい帯も作りました。
素敵な柄の100円手ぬぐいが4本売られていたので、思わず買って縫いました。
同じ柄が4本揃うことは意外と少ないので、ついつい買ってしまいました。
きもの用の手ぬぐい帯は、ファブリック帯の結び方で結ぶことが多いです。
3分で結べるというのは決して大げさではなく、覚えてしまえば本当に簡単でサッと結べます。
私が覚えた結び方は2種類だけですが。
片ばさみなどの普通の結び方だと、生地が柔らかくてうまく結ぶのが難しいです。
だんだん慣れてくると、きれいに結べるようになるのかな。
面白いと思うと、ついついたくさん作ってしまいますが、もう充分すぎるほどあるので最近は我慢しています(笑)。
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