二部式きものが4枚
簡単きものから二部式きもの
二部式きものを作ろうと思ったのは、古本屋さんで買った「きものであそぼ」という本に作り方が載っていたからでした。
まずは、去年手作りした簡単きものから。
きものをハサミでカットする、って、けっこう勇気が必要でした。
作ってみると、なかなか着やすくて、着崩れもしにくい。
気に入ったので、もう一枚作ってみました。
この紺色の簡単きものは、対丈にしてはちょっと長くて、家で着ていると裾を踏みそうになっていました。
これもカットしてスカート部分には貫頭衣ワンピースをほどいた足し布をつけました。
これで、手持ちの二部式きものが2枚になりました。
ネットでセパレート着物を買う
簡単きものからの二部式がうまくいったので、今度は普通のきものを直してみたくなりました。
当初は、初めてリサイクルショップで買ったツルツル生地のきものを直そうかな、と思っていました。
でもなんとなくネットを見ていたら、セパレート着物として販売されているものが素敵だったのです。
買うのもいいかもね、と思って買ってみることにしました。
脱ゴムして巻きスカートにお直し
セパレート着物は注文して10日ほどで届きました。
千鳥格子は、グレーだと思っていて開封して緑で袷なのだと気づきました。
広衿だったのもここで気づいたのですが、まあ問題なく着られました。
色については、緑のほうがカワイイくらいです。
スカートにゴムが入っていることは、分かったうえで脱ゴムする予定で購入しています。
ウエストの造りを観察すると、前身頃を重ねてゴム通し部分を縫ってからゴムを通している様子。
ゴムと布は縫い合わさっていないみたいです。
ウエストの縫い目を少しほどいてゴムを引っ張ってみると、予想通り簡単に抜くことができました。
そのあとに丸紐を通して着てみたのですが、どうも着にくいのですよね。
紐を通すのをやめて腰紐で締めるようにすると少しはいいですが、余った布をどうしたもんか。
ゴムだったらほどよくギャザーが寄ってよかったのだろうけど、紐にするとうまくいきません。
それで、身頃の重なりもほどいて巻きスカートにしちゃいました。
ゴムを抜く時よりは時間はかかりましたが、そう難しくなくできました。
旅行にも着ていきました
通販で買ったセパレートきものも、自分好みの二部式きものに直せて、私の二部式きものは今のところ4枚になりました。
千鳥格子のは、久しぶりに会う友達との旅行にも着ていきました。
車で展望台を巡ったり、温泉街散策したり、きものに靴でけっこう歩き回りました。
スカートだけ着て上は洋服を着たり、上下で着ていても暑くなったら上着を脱いだりと、旅行での衣服調節が二部式だと楽ですね。
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