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風呂敷バッグがお気に入り
風呂敷バッグ3年
風呂敷バッグが好きで、通勤に使っている。
いつから使ってるのだったかなとインスタを見たら、2021年に最初の風呂敷バッグの写真を投稿していた。
もう3年使っているのですねえ。
興味はその前からあった。
ヒモトレ、脱ゴムから和風の小物に興味があって、使う予定もないのに風呂敷バッグの持ち手だけを買っていた。
風呂敷は、娘が使わないといって私にくれたものがあったので、いつでも風呂敷バッグを作る材料はあったのだけど、実際に持ち始めたのはその次の年だった。
そのへんのタイミングにとくに理由はない。
たぶん、気分的なものだったのでしょう。
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使ってみたら面白かった
持ち手のパッケージに書かれていた、「作り方」にしたがって最初に作ったのは、半分に折った風呂敷の角を2つずつ持ち手の輪っかに通すバッグ。
これはかなりの大容量で、仕事の荷物を入れてもまだガバガバだった。
少し調べて、「しずくバッグ」なる結び方を見つけて、それを持って仕事に行った。
風呂敷バッグの特徴は、まず軽くて容量が大きいということ。
それまでは普通のリュックを使っていたが、風呂敷バッグは布一枚というシンプルさなので軽いのだ。
入れる荷物や入れ方によっては形が不格好になるが、軽くてたくさん入るというのは、肩こりで荷物が多い私にはありがたい。
始めはなんとなく気分を変えようと持っていただけだったが、すぐにそれまでのリュックをやめて風呂敷バッグに切り替えることにした。
凝って調べて落ち着いた
風呂敷バッグの結び方には、多くのバリエーションがあって、結び方も分かりやすくネットで紹介されている。
書籍もたくさん出ていて、もちろん探して3冊ほど購入。
最初のうちは、それらを見ながら日替わりで結び方を変えて通勤していた。
持ち手の種類がいろいろあることもあとから知った。
ストラップを手作りしたり、市販の持ち手を買い足したりもした。
風呂敷の枚数もかなり増えた。
地元のお店にはあんまり売られていないので、通販で買ったり、カット生地を買ってきて作ったりした。
私が風呂敷バッグにはまっていることを知った母にもらったものもある。
きものよりも先に、風呂敷をもらっていたのだった。
だんだんと自分にとって使いやすい結び方がわかってきて、日替わりはやめてしまったが、風呂敷自体は毎週替えて洗濯もしている。
簡単に洗えるというのも、普通のバッグにない利点だと思う。
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不便なこともあるけど好きだな
すっかり気に入って3年も使っている風呂敷バッグだが、弱点はある。
ひとつは、柔らかいために形が定まらないこと。
本やネットでみると、コロンと丸い形がかわいい結び方でも、実際に荷物を入れてみると全然違う形になることがある。
風呂敷は、まあ単なる布なので、荷物の形がそのままバッグに出てしまうのだ。
そして、中で荷物が踊ってしまうこと。
大きなバッグに小さいものを入れると、ポケットも何もないシンプルさのために、中でゴチャゴチャに混ざってしまう。
お財布やスマホなどの小さくて出し入れの頻度が高いものは特に困る。
出したいときに行方不明になることが多い。
荷物のゴチャゴチャ対策としては、ポーチや小さい風呂敷バッグに小分けして持つようにしている。
最近はファイルケースや紙袋、バッグインバッグなどを入れたり。
そういう自立するケース的なものを中に入れると風呂敷バッグが安定するし、荷物が見やすいと気づき、便利に使っている。
あとの弱点は、作るのに時間がかかることかな。
通勤でも外出でも、私は前もって結んで用意しておく。
ササッと作ってパッと出る、なんてことは難しく、急なときは普通のバッグを使う。
また、エコバッグによいと言われることが多い風呂敷バッグだけど、私はレジでモタモタしてしまうのが嫌なので使いません。
風呂敷バッグをメインのバッグとして使い、エコバッグにはあづま袋を持参することが多い。
あづま袋も四角く折り畳めるので風呂敷に近いけど、すでに袋になっているのでサッと準備できる。
作り方も簡単なので、カット生地の余りでいくつか作ったものを愛用している。
あづま袋も見た目以上に大容量でオススメです。
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きものよりも付き合いの長い風呂敷バッグ。
弱点もあって、エコバッグやテニスバッグとしては使えていないけど、使いたいところで自由に使えるのがいいところだと思う。
もちろん、バッグ以外にも、風呂敷本来の包む使い方でも便利だし、きものの帯や帯揚げの代わりに使うという人もいるらしい。
まだまだ奥が深そうな風呂敷、楽しく活用していきたい。