高くてびっくり
きものの洗濯
夏になったら、袷の着物を洗おう。
というのが、今年の目標でした。
私の袷の着物といえば、リサイクルショップにて2千円で買った「ツルツル着物」と、母にもらった「緑の着物」。ツルツル着物のほうはたぶんポリエステル生地で、緑のほうは何の素材か分からない。
冬に買ったりもらったりしてから、他の着物とローテーションしつつ着ていたので、洗濯したいなあとは思っていました。洗濯機のおうちクリーニングコースでも良さそうだけど、最初だけはお店に頼もうと考えました。
クリーニング店にて
着物は、自宅で普段にしか着ません。洗いたいとはいっても、きもの専門のお店じゃなくて十分だと思ったので、普通のクリーニング店にお願いしました。ワイシャツなら140円で洗ってくれるお店で、夫がいつもお世話になっています。彼は自分でクリーニングを頼むので、私が利用することはあんまりありません。
以前、娘の浴衣を出したときは千円ちょっとした記憶がありますが、着物でしかも袷なので高いだろうと予想して行きました。緑の着物は腰紐を縫い付けてあるので、着物扱いでいいのか? と店員さんを悩ませてしまいました。結局、2枚とも袷の着物という扱いでお願いし、料金を払いました。合計は10,560円。1枚5,280円です。
高いだろうと予想はしていたけど、実際に1万円を超えると聞くと、やっぱり「高っ!」と思ってしまいました。日にちもワイシャツのようには行かないようで、レシートに書かれた日付よりさらに2週間ほど待つことになるとか。全然急がないので、日にちは問題ありません。のんびり待つことにします。
そして10月11日、受け取りに行ってきました。なんだか立派な紙に包まれていました。折りたたんで買い物カゴに入れて持ち帰ったのですが、なんだか雑に扱ってすみません、て感じ。店員さんも、「大丈夫ですか?」と心配そうでした。
もっぱら自宅でしか着ない着物で、収納もプラスチックの衣装ケースなんですよね。この包み紙、たとう紙? がもったいないくらいです。捨てるのが惜しくて、着物と一緒に衣装ケースにしまいました。
簡単きものを自分で洗う
一方、この夏に自作した「簡単きもの」は、洗濯機で洗いました。しかも標準コース。適当にたたんで洗濯ネットに入れて、他の洋服などと一緒に洗いました。
生地は安いカット生地だし、自分で作ったものなので、扱いも雑です。というか自分で作ったものだからこそ、ここまで雑にしても大丈夫という加減がわかりやすいのです。気軽に着て、ザブザブ洗う。さすが簡単きもの、お手入れまでも簡単です。
次はおうちクリーニングで
簡単きものは標準コースで洗えることが分かりました。こうなると、普通のきものも自分で洗ってみたくなります。そのほうが安いし。私のきものは全部、自宅で着る用ですから、手入れも簡単なほどいいのです。
母に相談したら、「押し洗いして、きものハンガーにかけたらいいよ」と教えてくれました。なるほどなるほど。しかし我が家には洗面器しかないし、きものハンガーもありません。第一、手洗いはあんまり簡単とは言えない気がします。
言う事を聞かない娘の私は、おうちクリーニングコースを活用しようと考えています。洗濯ネットに入れて、脱水時間を短くすれば、そんなに布に負担をかけることもないでしょう。たぶん。
ただ、きものハンガーは買ってもいいかな。
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