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自分より優秀な人を起業仲間に巻き込んでいた話

私はひとりではなく、成瀬(@positaku)と2人で会社を共同創業しました。私よりも遙かに優秀な方なので、心強い仲間です。

ビジョンを強く共有しているので、意見がぶつかることがあっても根本の考えの齟齬はないし、起業し大変なことが今後も起こる中でストレスなく共に切磋琢磨できる仲間の存在は本当にありがたいです。

以前の記事でも書きましたが、出会いはTwitterでした。出会ってから約1年半後に会社を立ち上げています。

一緒に事業を立ち上げることになるとは全く想像していませんでした。

普通の主婦がどのような経緯で、自分より優秀な人に仲間になってもらったかを書こうと思います。

きっかけをつくる

Twitterで発見した成瀬の思想に共感し、この会社でビジネスを学ばせてもらえないかと考えていました。

私は当時から『女性が自立できる仕事を支援したい』という想いがあったので、実現するためにまず経営をどこかで学びたいと思っていたからです。

彼の会社で使えるような経験やスキルは持ち合わせていなかったし、子どももいるので雇用は諦めていました。

それでも何か役に立てるきっかけはないかと、よく成瀬のツイートをチェックしていたある日、

「細かい事務作業が苦手すぎる、誰かやってほしいw」

ターゲットのニーズ発見!

「やります」、すぐにコメントしました。

これを機に面談させてもらうことになり、将来自分でやってみたいことがあるので、経営など近くで勉強させて欲しいということを伝えました。

雇用関係はありませんが、こうやって成瀬の会社に関わらせてもらうきっかけを作りました。

子どもで、話す機会をつくる

ときどき事務作業はさせてもらっていましたが、出社義務のない会社なので思ったよりも関われる機会がありませんでした。

だからと言って、忙しいビジネスマンの時間を確保して相談にのってもらうことは気が引けます。

そこで必殺『子ども同士遊ばせる作戦』

休日に会社のメンバーと、公園や海に家族ぐるみで遊ぶという機会に何度も参加し、その中で立ち話や談話のタイミングで軽く事業の相談をさせてもらっていました。

そんなことを数ヶ月続けながら、自分でできることを少しずつ動かしていました。

チャンスをもらう

成瀬から「今度、神奈川県の起業支援プログラムのメンターやるので、そこで起業の勉強してみたら?」と声をかけてもらいました。

想いを伝えてきたおかげで、得られたチャンスです。

そこで3ヶ月間、起業講座を受講したり、他の起業家のメンタリングをさせてもらいました。

ただ、起業支援プログラムが終了したあと、達成したい想いのゴールは決まっているものの、ゴールにいくまでの手段が決められずにいました。

起業といっても、スモールビジネスにするのか、ベンチャー企業にするかでも全然違います。

そこからさらに半年間は、引き続き成瀬の会社の中でアドバイスをもらったりしながら、事業案をねって起業準備をしていました。

執念の結果

私の起業の動機はお金儲けや地位や名誉のためではなく、世の中に働く選択肢が増えることで人生の可能性を広げてほしいという、私自身の原体験からきています。

そのことを一番理解しているのは、ずっと相談に乗っていた成瀬だと思います。

想いを伝え続けることで相談者から応援者となり、気づけば「一緒に新しい働き方を作ろう!」と声をかけてもらい、巻き込んでいました。

起業することは夢へのスタートラインにやっと立てた状態です。ここから大変なことが待っていることは承知しています。

自分より優秀な人と働けるということは、知識や経験不足でつまずくポイントを避けられる可能性があり、事業を進める推進力となります。

しかし相手が優秀といういうことだけでなく、何度もコミュニケーションを取り、ビジョンに共感し、経歴や人間性も踏まえて手を組んでくれた仲間と働くことは本当に楽しいです。

今後もこの執念をもって、事業に取り組み、夢を実現していきます。


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