第84回 人事制度研究会のご案内
日本人材マネジメント協会 人事制度研究会では、人事制度(等級制度、報酬制度、評価制度)の構築や運用、管理職評価スキルなどの人事評価制度領域をはじめ、キャリア、人材育成、組織マネジメントなど関連する領域もターゲットとしております。
メンバー発表によるケース演習、ゲストスピーカー講演、ディスカッション等を通じてこうした領域についての知見を深めています。
第84回人事制度研究会は以下の日時にて行います。
■8月25日(木)18:30~20:00
■会 場:Zoomを使用したリモート開催です。
参加お申込み頂いたみなさまには別途アクセス先をご連絡致します。
■概 要:
・主催者:岡田英之さん(JSHRM執行役員・人事制度研究会主催)
・登壇者:
中原 翔先生(大阪産業大学学長補佐、 経営学部商学科准教授)
1987年生まれ。神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了後、大阪産業大学経営学部専任講師を経て、現職。博士(経営学)。日本情報経営学会賞(論文奨励賞)受賞。専門は、組織不祥事、組織不正。
中西善信先生(東洋大学 経営学部経営学科 准教授)
1969年生まれ。京都大学理学部卒業、神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了。全日本空輸(株)、長崎大学経済学部准教授などを経て、現職。博士(経営学)。経営行動科学学会大会優秀賞受賞。専門は、組織の正統性、アカウンタビリティ、組織学習など。主著に『公共調達の組織論:正統性とアカウンタビリティの罠』(千倉書房)。
■テーマ:組織の正しさと危うさ 組織不祥事はなぜ収まらないのか
近年、様々な組織不祥事が人々の注目を集めています。東芝の不適切会計問題、大和ハウス工業の施工管理技士資格不正取得、三菱電機不正検査問題、トヨタ系列販社での不正車検問題など、これらの事例は枚挙にいとまがありません。
しかしながら、このような組織に共通するのは、危機的状況において組織の正しさを主張することが出来ず、ますます事態を深刻化させてしまうという問題です。それらは単に組織内部の問題だけではなく、組織と社会との相互依存関係において生じる問題でもあります。
今回の研究会では、組織不祥事や組織不正に関する研究知見(あるいは制度派組織論と呼ばれる領域の研究知見)を参考にし、組織の未来像(理想的な組織の姿とデザイン方法)、社会制度設計等について、ご参加の皆様と議論をしたいと思います。
■定 員:最大20名とさせて頂きます。
■参加費用:無 料
*参加希望の方は、8/24(水)までにFacebook参加フラグか下記URLより申込みお願い致します。
http://www.jshrm.org/jisyuken/gaiyou/jinji