制作記録24/02/22:やっぱり、なんか居ます
ギャラリーハウスMAYA さんでのグループ展(「装画を描くコンペティション受賞者展」24/3/25~30)のためのイラストレーションをせっせと描き進めたいのですが、考えることに時間を使ってしまいます。
昨日は夫出張で家事無し天国、朝9時くらいからずーっと描けるはずだったのに、手がピタッと止まってしまいました。
右には、普通に葉っぱと木の枝を描いておこうと思っていたのに魔が差してシュロの木を描いてしまいました。しかも版画風に。
まあ、これはこれでいいんです。暗くして目立たなくする予定なので。
でも、ちょっとくどい。
問題は岩の左側。
どうやって暗い画面と明るい画面をつなげたら辻褄が合うんだろう?ということになり、ひたすらにらめっこです。
やっと、これでいいかと思い付いたのが午後3時過ぎ。長いようであっという間、頭の中では「時間がない時間がない」と焦ってるんです。やっと思い付いた案を適当に紙に描いて、画面に合わせてみます。
これで色んなパターンを透かしてみては、やめてを繰り返すこと十数回。そもそもなかなか思い付かない。
できるだけ普通に。普通過ぎてここにそんな時間がかかったの?と思われるくらいの、普通さで描きたい。
それでどうしたかというと、↓こうなりました。
もとある岩の少し奥にあるように岩を描いて、その岩の手前に雑草を描くことで奥への距離を作りました。
ここを描くまでに6時間半くらいかかりましたが、ここを過ぎたらダーッと早かったです。
キノコがあったら奥行きがでるか?と塗り残してみましたが…
目障りなので消しました。
ここにいるのはカエルでした。
可愛いのじゃなくて、何考えてるか分からないような顔のカエル。
キノコがあるとそっちに視線がながれそうなので、カエルに集中してください!という気持ち。
そして岩の上にはメジロです。
ということで9割5分描けました。
あとは、もう手の止め時を決めなければ~。