人が亡くなる時に後悔することリスト
Xを眺めていると、「人が亡くなる時に後悔することリスト」が流れてきた。
ドキッとした。
数年前「明日死ぬかもよ」という本を読んで感銘を受け、自分の考え方や行動を変えていこうと決意したことを思い出したからだ。
くさりかけたみかんのようにふにゃふにゃな自分の意志の弱さを呪いつつ、かつてと同じように死を目前に控えた将来の自分をイメージする。
「リスクを恐れず何でも挑戦すればよかった」「他人の目を気にしすぎなければよかった」
心が痛い。
絶対に自分も後悔するだろうことだ。数年前にも思ったことなのに、、、。
今の自分もやはり挑戦することに虞があるし、他人の目を気にしすぎて生き辛い。
これが自分の性格だと受け入れて自分らしく生きていく強さがあればどれだけ楽だろう。
このままではいけないと思って自分を変身させられる柔軟さがあればどれだけ楽しいだろう。
と、カッコつけた言葉で自分を慰めてもどうしようもない。
変わりたいと願うだけで変われるのならば苦労はない。変わりたいと思うのならば行動するしかないのだ。
何でも挑戦できる自分に変わりたいのなら、毎日小さなことに挑戦してみること。いつもと違う道を通って帰るとか。
他人の目を気にしすぎない自分に変わりたいのなら、自分がやりたいと思ったことや興味を持ったことにすぐ手を出してみること。美味しそうなお菓子はちょっと高くても買ってみるとか。
中学生の時の長距離走。どれだけしんどくても、ラスト1周は必ずペースを上げて走るタイプの人間だった。終わりが見えていると、人間は頑張れる。
人は必ずいつか死ぬ。でも、いつ死ぬかがわからないから、終わりが見えにくい。
いつも「死」を意識して生きよう。死を思えばこそ、今あるかけがえのない生を輝かせることができるはずだ。
変わりたい。変えたい。