小学校教員10年目の自分が新任の自分に伝えたい事


①教員採用試験は何がなんでも大学生の時に合格しろ!

大学の先輩に「臨時でも校長に気に入られればそのまま、正規採用にしてもらえれる」という噂を聞き、教採に受からなくてもいいや。むしろ色々な学校に回れてラッキー!という、逃げ道を作ってばかりの自分、バカやろー!

②まる付けよりも児童と外で遊べ

「児童の学力アップのために宿題を丁寧にまるつけしないと!」「授業中のプリントちゃんとしてるかな。わからないところはないかな」と、外に行かない理由をつけて、一緒に遊ばない自分、バカやろー!

③一人一人の話(訴え)をもっと丁寧に聞け

みんなが先生にフランクに話せるわけない!消極的な児童が、ようやく話しても、全てを伝えてないことなんて、たくさんある。よく顔を見て、普段の様子と比べて心情を想像しろ!

④教材研究をもっとしろ

なんとなくで授業するな!子どもに失礼だろ!児童がどんな考えを持つのか事前に考えて、授業の幅を持たせろ!

⑤自費で研修に行け

学校で行われる研修、初任研修で受ける研修なんて、みんなが受けなければいけないもの。それだと、「自分の強み」は、強化されていかない。自分で選んで、さらに「自費」で「勤務時間外」にいく。それだけで、吸収の質は格段にupする。

⑥教育関係以外でも自己研鑽を行え

「教師はつぶしのきかない仕事だ!」とよく言われる。実際に転職活動をしてみたが、スキルを持っていないとなかなか転職はできない。一般常識も教師の世界の常識しか持っていない。教育の外の世界を経験して、自己研鑽するべきだ!今なら、教育の世界でも通用する「プログラミング」をしろ!

⑦金融リテラシーを高めろ

税金、保険、会社の仕組み、世の中の学校では教えてくれないことを知らなさすぎ。搾取される側に回ってしまった。お金をドブに捨てたようなものだ。もっと勉強しろ!

⑧自分でお金を稼げ!

「お金も自分で稼いだことがない」さらに「社会に出たことがない」ような教師が偉そうに子どもに「大人になったら困るで」「社会はこんなに甘くないで」と言えない。経験してないのに想像だけで語ることは説得力がない。まずは、自分でお金を稼いで、お金を稼ぐ事の大変さを実感しろ!

⑨アウトプットしろ!

本を読む、研修に行く、授業を考える、学年の先生と教材研究をするなどは素晴らしいことだ。でもインプットだけだと頭に残らないし、深まらない。しっかり自分の頭の中を整理するためにも、アウトプットしなければいけない。「アウトプット大全」に早く出会って、毎日アウトプットしろ!

⑩常識人間を捨てろ!

「教師とは完璧な存在であるべきだ」のような幻想は早くに捨てるべきだ。教師だったら〇〇だ。〇〇するのが当たり前となんでも、思考停止して、行動するのはおかしい。先輩の先生よりも先に帰ってはいけない。教師だからスーツでいかないといけない。子供の前で弱音を吐いてはいけない。など、あげ出すとキリがない。まずは「なんのために、誰のために」そんな常識があるのか考え、勇気を持ってその常識を捨てろ!世界が変わって見えてくるぞ!


教師になって良かったと思える20代にして欲しい。自分をもっともっと磨いてほしい。


いいなと思ったら応援しよう!