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スタバのリワードがGold会員からGreen会員になりそうだけど、別にそれでいいよね。な話。

スターバックスの「リワード」に参加している方はどれぐらいいるのだろう。

いわゆる会員制度で、54円につき1スターが付与され、スターが貯まるとドリンクチケットなどに変えることができる。

30スターでカスタマイズチケット、150スター貯まると700円のドリンクチケットと交換できる。

StarbucksHPよりお借りしました)

さらにこの会員には「グリーン会員」と「ゴールド会員」の2ランクが用意されている。

ゴールドになると誕生月に商品が20%オフになるチケットがもらえたり、月に一度「ダブルスターDay」でスターが倍もらえたりする。

また、グリーンからゴールドになるには、1年で250スター貯める必要がある。

私はこのリワード制度がはじまってからずっと、ゴールド会員だった。
でも来月、グリーン会員になる。

あと5回ほど通えば、ゴールドを維持できるのだけど多分やらない。やるつもりもない。

*

昨年までは、割と気軽にスタバでコーヒーを飲んでいた。

週に一度の出勤時には、通勤途中にあるスタバでソイラテとかキャラメルマキアートを買い、それを持って出社していた。

会社に行けばコーヒーマシンもあるのだけど、なんとなく、本当になんとなくスタバでコーヒーを買っていた。

それをやめたのは昨年の春頃。
この本を読んでからだった。

この本の中にある「スタバのコーヒーを毎日買っているあなたへ」が、「なんとなくスタバ」の勿体無さを教えてくれた。

毎朝、コーヒーショップに立ち寄り、決して安くはないコーヒーを買い、一日を始める人は多い。だが、このちょっとした贅沢が、1年間でどれほどの額になるかに気づいていない。
毎朝コーヒーを買う習慣をやめて、浮いた金を死ぬまで懐に入れろとすすめているわけではない。金があるのに、それを楽しい経験に使わないのは避けてほしいといっているのだ。毎朝、モカやラテ、フラペチーノを買うために費やしている年間数千ドルもの大金があれば、他にどんな経験ができるかを想像してみてほしい。

(『DIE WITH ZERO』P64)

スターバックスラテは約500円。
それを週に一度、月に4回として約2,000円。
つまり1年で約24,000円。

毎月「なんとなく」で消費している2,000円。
それで本を一冊買った方が、よほど有意義じゃないか。
1年分の24,000円もあれば、東京まで新幹線で往復できる。

私は「なんて勿体無いことをしていたんだろう」と愕然とした。

他にもきっと「なんとなく」で使っているものはあると思うけど、まずはこの「毎週なんとなくスタバでコーヒーを買う習慣」をやめた。

別にスタバのことを嫌いになったわけじゃない。
「今日はスタバのラテ飲んでテンション上げたい!」と思う日は買うし、秋になって「ジンジャーブレッドラテ」が発売したら一度は飲みたいし、友達とお茶するために行くことはあるし、家で仕事が捗らない時は使わせていただいたりする。

だけど「なんとなく」をやめたら、利用頻度は格段に下がった。
1ヶ月一度も行かなかったこともある。

結果、長らくゴールド会員だったのが、グリーン会員に降格することになった。

StarbucksHPよりお借りしました)

ちょっと惜しい気もしたけど、こうやって見ると別にゴールドじゃなくても問題ないなって思う。

誕生月の20%オフも1会計のみだし、ダブルスターはその日にわざわざ行けるとも限らないし、サプライズプレゼントは「スマホの壁紙」とか一度もダウンロードしたことないし。もうちょっといいプレゼントを用意して欲しいよね。

ということで、今後も「なんとなくスタバ」は行かないつもりだ。

そのかわり、大切な経験とか未来に使える知識とか、そんなに難しいことじゃないけど自分がワクワクすることにお金を使っていきたいと思う。


最後に。
以前、『DIE WITH ZERO』を読んで書いた記事はこちら↓
よろしければどうぞ。



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オカダトモコ 旅が好きなライター / カメラマン
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