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49歳になった。40代最後の年、何ができるだろう。

49歳になった。

ふと客観的に数字を見たら、「49」という数字の大きさにちょっと怯んだ。
49か。そうか。

自分ではまだ若いつもりでいたけれど、49歳って全然若くない。
初老をとっくに超えてるし(初老とは40歳のこと)、織田信長が歌っていた「人生五十年」まであと一年しかない。
もし戦国時代だったら、もうまもなく寿命を迎えていた年だ。

実際、体もあちこちガタがきて、老眼で目は全然見えないし、疲れは取れないし、数ヶ月前から左膝が痛くて正座ができない。
「膝が痛い」だなんて、親とか親戚のおばちゃんが言ってたやつだ。
年を取ったらちゃんと痛くなるんだな…って妙に感心している。

そんなこともあって「どうやら、残された時間は無限ではないらしい」と、やっと身をもって感じはじめている。

100%やりたいことだけやる!というわけにはいかないけれど、できるだけやりたくないことはやらず、行きたいところには行き、会いたい人には会い、言いたいことは言う。そんな人生にシフトしていきたいと思う。


そういえば。
29歳の時も39歳の時も、大台を前にしてすごく焦っていた。

30と40の壁がめちゃくちゃ大きくて、「私、人生何もしていないのに30に(40に)なっちゃう。どうしようどうしよう」そう思って、ひたすら焦ったし、いろんなことをやろうとしたり落ち込んだりしていた。

焦りから、29の時はブログを書き始めたし、39の時は起業した。
今思えば、焦ったおかげで人生を変えるきっかけになった。

それが今回、50という大台に対して何も感じない。
怖くもないし焦りもしない。
49も50も51も、何も変わらない気がしている。

もしかしたら、まわりに50歳を過ぎても楽しそうに生きている諸先輩たちがいるからかもしれない。
だとしたら、すごくありがたいし、自分も下の世代の人たちにそう思われる存在でありたいと思う。


さあ、今日から49歳。40代最後の年。

29歳や39歳の時みたいに焦ってはいないけど、何かひとつぐらい成し遂げられたらいいな。

てことで。
誕生日おめでとう、私。。
一年、元気で過ごそうね。

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オカダトモコ 旅が好きなライター / カメラマン
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