スクリーンショット_2020-03-05_23.02.49

わたしは、私。

炎鵬関のCMが話題になっている。
最初見るとびっくりする。感動する。考えた人天才だと思う。(表現力ないな)

以前、樹木希林さんが同じ「西武・そごう」のCMに出演されていたのだけど、知っている方いるかな?

私はこのCMをはじめて見た時、胸が熱くなって泣きそうになった。

「わたしは、私」

このキャッチコピーが響くのは、きっと普段「私らしく」生きていないからだと思う。

世間体とか、人から見てどうかとか、立場とか、性別とか、そういう”しがらみ”に負けて、いろんな「私」を演じているうちに、一体どの私が本当の私なのか、もう分かんなくなっちゃってる。

インスタで「映え」な写真を真顔で撮ったり、どういう「私」でいるのが一番この場にふさわしいのかを、無意識に察して取り繕ってたり、ふさわしい言葉を選んでいる。

言いたいことを飲み込んで、興味ないことに笑って。

いつからこうなったんだろう?
いつから「私」が迷子になったんだろう。

もういいんじゃないかな。
自分らしく生きてもいいんじゃないかな。

だから、しがらみに負けて演じるの、もうやめよう。
胸を張って言えるように。

「わたしは、私」。
誰でもない。私は私なんだ。

いただいたサポートは猫たちの養育費に使わせていただきます。ありがとうございます。猫たちがいるから生きてます。